リリース:1985年
コメント:某師匠のページでアルカトラズのライブ盤ネタがあったことで、妙にインギーの音が懐かしく思え始め、中古ショップの安カゴにわんさか詰まっているインギー関連から「まだ興味があった頃」の一枚(^^; を引っ張り上げてみました。
ヤーさんとの仲違い?でアルカトラズに別れを告げた後、彼のソロ第一弾であった前作<Rising Force>が完全なギター・アルバム(一人舞台)だったのに対し、本作ではバンドという形態で作った初めてのアルバムとなっています。
アンダース(ds)&ヤンス(key)のヨハンセン兄弟は元シルバー・マウンテン、これにマルセル・ジャコブ(b)とジェフ・スコット・ソート(vo)がライジングフォースのフォーマットですが、殊、ミドル域からハイ域での安定感とパワフル(ちょっと手前(^^;)のJ.スコット・ソートの声がとても気に入っていたのでした。
#確か当時のMTVだか何だかでライブ映像流してたなぁ・・・今思い出しました。
まぁ売りとしては21歳にして間違いなく当時のギターヒーローの筆頭に躍り出たインギーのプレイにある事は動かしがたいのでしょうが、当人は実際のところ「バンド」というフォーマットの下で自分らしいプレーがしたかったのだとか(ロートルがいないところでね(笑)・・・それが「ギター・インストもの」に走らなかった理由でしょう。
ギタリストの宿命?の1つでもあるマイナースケールでの美メロラインも[11]で存分に楽しめ、[2]、[5]などではギターだけでなく、バンド曲としてよくまとまった作品だと思います。
ギターに比重がかかった楽曲が多くなるのはこのバンドとして避けられないところかとも思えますが、何れ、オールドなインギーファンの小生としましてはこの辺りの作品の作風がとても肌に合っており好きですね。
収録曲:
1.Prelude
2.I'll See The Light, Tonight
3.Don't Let It End
4.Disciples Of Hell
5.I Am A Viking
6.Overture 1383
7.Anguish And Fear
8.On The Run Again
9.Soldier Without Faith
10.Caught In The Middle
11.Marching Out
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