リリース:1971年
コメント:CD棚の掃除/整理をすると、いろんなCDがポロポロと現れてきまして(笑)
「今さら・・・」という失笑が漏れ聞こえてきそうではありますが、本作も仕入れたままゆうに7、8年はお眠りになっていたのではないかと・・・(大汗)
リーダーであるキング・カーティス(ts/ss)率いるキング・ピンズの最高のパフォーマンスの1つと言われる’71年のフィルモア・ウェストでの本ライブは、彼らの他にデビューしたてのタワー・オブ・パワーも前座を務め、その後にメインであるアレサ・フランクリンが続く・・・というまさにお宝もののステージだったこともあり、「伝説の・・・」という形容が未だに冠されることが多いかと思います。
勿論、K.カーティスその人のブローが熱くファンキーである点を大いに楽しむべきものなのでしょうが、小生の視点(聴点?)はと言えば・・・
- バーナード・パーディーのどファンキーなタイコ、これに決まりっ!
- コーネル・デュプリーの渾身のフレーズ、これに決まりっ!
- フィーチャリングでクレジットされているビリー・プレストンのオルガン、これに決まりっ!
R&Bインストものなので「ダラダラやってんじゃないのぉ?」という声も聞こえてきそうですが、[蒼い影]あり[胸いっぱいの愛を]ありと、飽きさせはしませんよ(正直、なぜそういう選曲になったのかは?ですが)。
申し上げるまでもなく、メインイベントである同日の(正確には3日間に分散していますが)A.フランクリンのパフォーマンスは<Aretha Live at Fillmore West>で味わう事ができる上、その際のバックバンドも本作面子がそのまま務めています。
こういうコンボ・メニューでもおいしく召し上がって頂けるようになっております、はい(笑)
収録曲:
1. Memphis Soul Stew
2. A Whiter Shade Of Pale
3. Whole Lotta Love
4. I Stand Accused
5. Changes
6. Ode To Billie Joe
7. Mr. Bojangles
8. Signed Sealed Delivered I'm Yours
9. Soul Serenade
こんにちは。
返信削除プレストンがこういう面子と演っているのを
知らなかったのでとても興味引かれる
アルバムです。
調べてみると2003年のRhino盤には
プレストンのmy sweet loadが
追加収録されていますね。
(アレサ・フランクリンのfillmoreも
デラックスeditionがあるのか・・・)
早速購入リストに登録しました。
好盤のご紹介ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
削除クレジット見るまでB.プレストンが参加している
事を知らず(汗)、やはり通り一辺倒の書籍からの
情報ではダメですね・・・
面倒でも先ずはクレジットに目を通さないと。
後発作品は(流れを壊さない範囲での)ボートラが
入っているようで、ファンなら間違いなく「買い」
なのでしょうが、小生、流石にそこまでは・・・
m(_ _)m
何れ本作、師匠の琴線に引っかかったのなら幸いです。