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2013年2月10日

推進力をください(^^;


アルバム名:Bringing It All Back Home
アーティスト:Bob Dylan
リリース:1965年
コメント:正直、500円棚からのレスキューです。とは言え、貴重な500円を無目的に使った訳ではありません(^^;

小生にとってはビートルズ、ストーンズ、ZEPP、それら同様に、「えっ?聴いた事ないのっ?」と突っ込みを受けるビッグネームの一人であり続けているのがボブ・ディランでして。

勿論、[風に吹かれて]とか[ライク・ア・ローリング・ストーン]といった曲の出だしとかサビとかは判りますが、寧ろ「あぁ、トラヴェリング・ウィルベリーズに担ぎ出された御大ね」とか「[ウィー・アー・ザ・ワールド]で、レイ・チャールズと双璧で独特の節回しで歌ってたおじさんね」というのが小生のB.ディラン感(どうです?参った・・・でしょ?(笑)

もとい。この作品はその手のロック・アルバム・ガイドとか「プロテスト・ソング(フォーク)からロックへ傾倒始めた分岐点のような位置にある」といった書きっぷりがなされている点でよく目にしていた事から、何れ手は出しておこうかなぁとは思っていたのが入手の動機ではあります(そして、500円なら十分に価値ありかと(笑)。

エレキを使ったからロックだとか、ハーモニカを吹き吹き演(や)っているからフォークだ、という二元論は成り立たないのは承知です。が、「ロックか?」と問われれば多分に「フォークだよなぁ」と小生は答えるだろうと思いますね(それが悪いという意味では全くありません)。

さいわい歌詞カード(対訳)が付属していたのですが、何とも複雑と言いますか暗喩が過ぎて難解と言いますか、これ聴いていた人達も判っていたのかなぁ・・・って思いました(^^;

決して一見で「さいなら」する音楽では決してない事は確かですが、ちょっと絡みかたは考えないと推進力は得られないなぁ(焦)

P.S
「オリジナルに勝るカバーなし」は師匠の言です。ただ今今の小生にとっては[8]はバーズのそれで聴く方がいいなぁ・・・って(苦笑)
収録曲
1.Subterranean Homesick Blues
2.She Belongs To Me
3.Maggie's Farm
4.Love Minus Zero/No Limit
5.Outlaw Blues
6.On The Road Again
7.Bob Dylan's 115th Dream
8.Mr. Tambourine Man
9.Gates Of Eden
10.It's Alright Ma (I'm Only Bleeding).
11.It's All Over Now, Baby Blue

3 件のコメント:

  1. こんにちは。
    音楽は無理に解ろうとして聴くと
    全く心に響いてこないものですよ(笑)
    私はディランの甲高い声が嫌いで
    そうですねそれこそ若い頃聴いていたのは
    ベストぐらいでザ・バンドと一緒にやろうが
    デッドとやろうが改宗しようが
    全く興味が沸きませんでした。
    その突破口となったのは
    マイク・ブルームフィールドでした。
    (丁度ネタ的に今晩の私のブログネタと
    かぶるんですが)
    スーパーセッション、フィルモアの奇蹟で
    すっかり虜になってしまい、そもそも
    アル・クーパーとの競演はこのアルバムが
    縁になってまして、そんなこんなで
    飛びついてブルームフィールドと
    ディランを同時並行で開拓して
    深みに嵌っていった次第です。
    嗜好の問題は他人がどうこう言っても
    仕方なくどんな名盤だろうが
    「興味」が沸かなければ単なるBGMです。
    これもどこかに書いたかもしれませんが
    「名盤」というのは構えて聴く
    傾向にあります。

    「それが大きな間違いです」

    一聴して良いなというアルバムは
    スマッシュヒットは可能ですが
    絶対に名盤には成り得ません。

    ただやはり歴史を積み重ねて名盤と
    称される作品にはそれなりの理由(深み)が
    あります。

    その解釈の手助けは洋楽のガイドブック
    だったりしますけど、商売っ気のある
    推薦文と聴いた感想が異なれば「?」って
    ことは多々あるわけで
    その文字はあまり当てにしないで
    自分の興味のある部分とのリンクから
    手繰り寄せるのが手っ取り早いんじゃ
    ないでしょうかね。

    目賀葵さんの興味とディランを
    引き合わせるとすれば
    ミック・ロンソンが参加した
    ローリング・サンダー・レヴューとか
    いいんじゃないでしょうか。
    (私はディランのライヴでは
    ダントツで好きです)
    ひょっとするとその流れでロジャー・マッギン
    >ザ・バーズ>ディランとかね(笑)

    おさらいになりますが好きな音楽は
    巡りめぐってやがて必ず円になります。

    音楽は焦らずじっくり楽しみましょう!

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  2. 長々書いておいてあれなんですが
    ブルームフィールドとアル・クーパーが
    参加したのはHighway 61 Revistedで
    勘違いしてました。
    すみません(恥)

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      性格なんでしょうかねぇ。
      本屋の音楽雑誌コーナーでその手のガイド本を目にすると、
      「きっと人より(量的に)聴いていないんだろうなぁ」と
      無用な焦り?落ち込み?を感じ、「全部制覇せねばぁぁぁ」
      との強迫観念に
      苛まれ・・・(笑)

      確かに、「音が苦」(おんがく)になってしまっているような
      状態を力技で突破するというのは良くないですね。
      いつかひょんな処でバラバラだったセグメント(アーティスト
      についての情報ストック)が接続する・・・
      本当はそういう楽しみが一番なのでしょうねぇ。

      きっといつかB.ディランも何かしらの接触が発生すること
      を望みつつ。
      とは言え<Highway 61 Revisited>は同時期に引き揚げ済
      であるという事は先に申し上げておきます(笑)

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