リリース:1983年
コメント:音楽視聴という趣味は、その中で「日頃の疲れをとる」という目的(効果?)もあってしかりかと思うのですが、聴く気が起こらない程に仕事に追われたり、身体的に疲れたりすると如何ともしがたいというのが実情ではあります。
丁度、前レビュー掲載後直ぐに米出張が入り、なんだかんだで心身共に「たぁ〜、疲れたぁ〜」となってきたこのタイミングで漸く遅めの夏休みとなりました。
はぁ〜...(いつもと同じく、夏休みだからといって特別なイベントがある訳ではないのですが(^^;)で、しばらくぶりにCDプレーヤーにセットした作品が本作となります。
言わずもがな、小川美潮氏作品の視聴レビューについて某師匠のコメントにこのグループの名前があった事もあるのですが、フュージョン渉猟期に手にしたディスクレビューブック(その筋では有名は音楽ライター、熊谷某氏の執筆によるもの)にこの「仙波晴彦と...」の名前があった事は記憶しておりました。
当時は「何だか、イロモノ的な匂いがするよなぁ」という事で完全にスルーしておりました。
それに対して、坂田明氏のWha-ha-haはアバンギャルド・ジャズと理解して2作品ともその頃に視聴しており、まぁ、この辺りの頭の固さと言いますか、耳年増的なディスク選別は今になっては若気の至りではあります(^^;
ともあれ、先ずは黙って何度か通しで聴いてみましたが、ある意味、想像していたテイストではありました。ただ、それが方向的に「受け付けない」モノでなかった事は確かです。
どちらかと言えば、賑やかに、楽しく、そして、おかしく音楽を創造しているというのは聴き手の変な意識(障壁)を下げてくれる大きな要因の1つだと思います。
同列で語る訳ではありませんが、同じように邦楽(尺八)の山本邦山の<銀界>みたいなアブストラクトジャズっぽかったら辛いなぁ...と内心思ったりもしていました(^^;
あまり真面目に対峙しても仕方ない?(失礼!)作品なのかも知れませんが、何と言いますか、今のメンタルにはある意味ほっこりとした感じで、リハビリまでは行かずとも、また少し音楽を聴くための心力(ココロ ヂカラ)メーターが上昇し始めてきました...やれやれ。
因に、主導者である仙波氏がフュージョンバンドのスクェアに在籍していた事は師匠ページをチラ見して知りました(やはりJフュージョンにはとことん弱い(笑)
併せて、はにわオールスターズ名義だとまだ作品はある(ライブ盤?)ようなので、これも入手リストには載せておこうかと思っています(こちらも本作にも増して雑多感が溢れている模様で、なんか楽しみ。
収録曲:
1.ちゃーのみ友達スレスレ
2.日本一のピラルク男
3.こぶしの怠り
4.うーん、こわいの
5.目下の叫び
6.極楽ルムバ
7.潮風の芸者衆
8.沖のてずるもずる
9.ようやく I Love You
10.めだか
お仕事お疲れ様です。
返信削除ブログ記事が更新されないので夏バテかな?と
思っておりました(笑)
そうですね、体調の良し悪しで音楽を
受け付けないという状態はありますね。
私も10年ぐらい前に1年ぐらい音楽を
全く聴けない状態がありましたので(苦笑)
そんな状態で「はにわ」は最適ではないかも
しれませんが、そういえば私の音楽スランプを
脱する契機になった癒し系サウンドの
トッププライオリティが小川美潮さんだったことを
追記しておきます。
ブックオフ低価格コーナー定番商品の
LOVE PEACE & TRANCE
(細野晴臣+遊佐未森+甲田益也子+小川美潮)を
夏の終わりにお薦めしておきます。
コメント、ありがとうございます。
削除おかしなご心配をおかけして失礼致しました(^^;
>LOVE PEACE & TRANCE
>(細野晴臣+遊佐未森+甲田益也子+小川美潮)を
何だか面白そうな気配が...でも、こうした
連名作品って、誰の棚(インデックス)に
あるのでしょう?
もとい。結局、「レビューのための視聴」
度合いが自身の中で知らず知らずに大きく
なっていたようにも思います。
#その辺りは以前師匠にも釘を刺されて
#いたのですが
時間を捻出しようと通勤時に携帯プレーヤー
から流している音楽は、正直、あまり耳の
奥に残らなかった気がします。
いつもそうだ、と言う訳ではありませんが。
何れ、メリハリをつけた聴き方が小生には
合っている、という気がします。
気晴らしに某ディスク◯ニオンを覗いたら、
うまい具合にはにわASのライブ盤があった
ので即入手。「慌てずに」視聴、レビュー
したいと思います(^^;