コメント:何の伏線があった訳でもなく呆れるほど唐突ですが、スティーブ・マリオットの作品が入手できましたので(^^;
正確に言えば、結構以前に入手したものの、「買った途端に聴く意思が...」というよくある病(やまい)というヤツで、そのままCD棚にズブっと刺されたまま今日まで放置されておりました(大汗)
以前、ハンブル・パイの作品(<Smokin'>あたりですかね)を視聴した際に「おっ、イケルかも」と自身で期待しつつもあと一押しがなく失速(爆)まぁ、気長に気長に(^^;
で、そのタイミングが今なのか否かは別として、折角CD棚から見つけたのでCDプレイヤーに乗っけてみました。
本作、S.マリオットのソロ第一作ということで、時期的にはハンブル・パイ解散(’75年)後のスティーヴ・マリオッツ・オール・スターズ(〜’76年)、再結成スモール・フェイセズ(〜’78年)までの期間内に入るとのこと。
この方の音楽的な心柱(しんばしら)がR&Bやブルーズという点は先刻承知なので、まぁ、ある意味で「我慢」?を強いられるかとも思っていたのですが、いやいや、そんな事を思いながら対峙しようとするのが間違いなのであって…そうした部分は、当たり前のようにありますが、想像よりも格段に聴きやすいモノでした。
そう、例えば[6]などはゴスペル風のバックコラースをうまく活かしていますし、続く[7]はもうほぼファンク(笑)
[3]はレオン・ラッセルの作品を選択しておりますが、ブルーズと言えばそれまでなのでしょうが、これも素晴らしい仕上げですね(この曲だけでもリピートできます)。
多分、ストリングやリード(サックスの類)が全楽曲についてある程度の配分で含まれているという点が、多分、それ程までストレートな土臭さといいますか、ブルーズ臭だけを殊更強調する事を敢えて演らなかった?という点が、何より小生の耳には良い方向に働いたのではないかと思っています。
これがS.マリオットの全て...と認識する程の慌てん坊さんではありませんので(^^;、飽くまで取っ掛かりとしての本作については、自身としては「構えて聴く」必要など無かったという点でまずはオッケーかな、と。
また、本作は[1]〜[5]が”ブリティッシュ・サイド”、[6]〜[10]が”アメリカン・サイド”と銘打たれており、それぞれでレコーディング・ミュージシャンも異なっています。で、そのアメリカン・サイドの面子にはデヴィッド・フォスター、特にデビッド・スピノザ(g)の名前があるところに、本作への興味のいくばくかが含まれていたという事もあります(^^;
収録曲:
1.East Side Struttin'
2.Lookin’ For a Love
3.Help Me Make It Through The Day
4.Midnight Rollin'
5.Wam Bam Thank You Ma'am
6.Star In my Life
7.Are You Lonely For Me Baby
8.You Don’t Know Me
9.Late Night Lady
10.Early Evening Light
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