リリース:1962年
コメント:自分で言うのも何ですが、ようやくブルーズっぽいブルーズを聴いているのではないかと(笑)
以前少し触れたかも知れませんが、某上司がブルーズ方面に強い事から、多少は自衛手段(!?)を講じる必要もあるかなと思った事に端を発し、手持ちの音楽書籍に記載されていた何枚かを取り急ぎ入手した中の一枚が本作です。
Mojoという単語は、運の良い事とか(そうした事をひき寄せる)特殊な力、能力を意味するらしいのですが、この方自身の事を反映しているのでしょうかね。
ブルーズ方面と言っても、ロバート・ジョンソンでつまずいてからというもの、アンタッチャブルなジャンルでしたが、時間経過とその間の様々な視聴を経てようよう戻ってきました。
言わずもがな、正確にはまだ聴くというよりも聴き流している≒これ!といった強いアテンションを持って対峙している訳ではない、といった方が正しい表現ではあると思います。
それでも、「あぁ、ええ感じやなぁ〜」と思う所が随所に顔を覗かせ、この黒人のおじさん(もちろん、録音当時はおじさんでななかったと思うのですが、まぁ、表現的なものです(^^)が、ギミックや過度な編集も無しに、渋くアコースティックギターを鳴らしながら歌っているという、その(当たり前ですが)人間味っぽさといいますか...妙にそんな所が心地よく響くのですね。
実は、手元にある雑誌「新版R&B ソウルの世界/鈴木啓志 著」('97年刊)の中に、ブルーズを知るための作品として...みたいなセレクトリストが掲載されており、本作もその中にリストアップされていました。
深く掘り下げるまでになるには、もう少し「興味」が熟成される必要がありますが、この感覚をもって他のブルーズプレーヤーにも範囲を広げてみるかなぁ、と思っています。
#上記雑誌の情報にも頼りつつ。
閑話:
昼休み中にでも聴くかなぁ、と事務所の机の上に本作を置いておいたら、前述の上司の目に留まり「何でライトニング・ホプキンス?真っ黒でしょ、これ?」って言われ...はい、確かに真っ黒です(^^;
収録曲:
1. Mojo Hand
2. Coffee For Mama
3. Awful Dream
4. Black Mare Trot
5. Have You Ever Loved A Woman
6. Glory Bee
7. Sometimes She Will
8. Shine On, Moon!
9. Santa
10. How Long Has The Train Been Gone
11. Bring Me My Shotgun
12. Shake That Thing
13. Last Night
14. Walk A Long Time
15. I'm Leaving With You Now
16. Houston Bound
17. Just Pickin'
18. Baby I Don't Care
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