リリース:1978年
コメント:フュージョン系は好きなものの、日本人アーティストについてはあまり視聴しておらず、渡辺香津美氏にしても<TO CHI KA>('80年)と他いくつかアコースティックものを聴いているのみでした。
某師匠ページで本作が紹介されており、ジェントル・ソウツの文字に目が止まり...(^^ ちょっと耳に入れてみようかなとリーチしてみました。
困ったことに、CD化はされているものの現在は流通していないらしく、ありがちですが中古でもそこそこの値段。
けちん坊の小生としましては「今時点でそこまで¥は出せんわ」と早々に諦めようとしたのですが、先日たまたま足を運んだ中古レコ市(@浅草の産業貿易センター)でアナログ盤を見つけたので(&言わずもがな安値だったので)入手しました。
本作がリリースされる前年、本家?ジェントル・ソウツはジェントル・ソウツという名称を使っていないものの、実質、彼らの2ndとなる<Sugar Loaf Express Featuring Lee Ritenour>という作品をリリースしています。
#グループ名に相当するのはSugar Loaf Expressって事ですかね。
なので、ジェントル・ソウツを表に出しての作品となれば色々な意味でその音に期待するところはあります、よね?
感触としては、もちろんオーナーである渡辺氏がリードしたからこその音なのでしょうが、先にジェントル・ソウツの要素を期待するとちょっと違うのかも、と。
決して悪い、ネガティブな意味ではないのですが、そう、ちょっと...おとなしめ、と言うか暗いと言うか(^^;
ただ、ジェントル・ソウツの...と言っても、前述のSugar Loaf Expressの作品で既に(1stの)ジェントル・ソウツの雰囲気とは結構違うかなぁと思っていた口ですから、そう言う意味だと、渡辺香津美& Sugar Loaf Expressという感じが本質的なのかなと思います。
ちなみに、ジェントル・ソウツの1stに参加していた、フュージョン界の大物、デイヴ・グルーシンは仕事の都合で<Sugar Loaf Express Featuring Lee Ritenour>のレコーディングには参加していないのですが、案外、そうした人のいる・いないという面が作品に反映されるって事もあるのかしらん。
#もちろん、本作にもD.グルーシンはいません(^^;
閑話:
本作の視聴にあたって、改めて<Sugar Loaf Express Featuring Lee Ritenour>を引っ張り出してみたのですが、ライナーに「[Sugar Loaf Express](曲)は渡辺香津美君もレコーディングしました云々」と記載されており、ああ、本作の事かと。はい、それだけです(^^
収録曲:
[Side A]
1. Mermaid Boulevard
2. Neptune
3. Waltz For Sweet
4. "Q"
[Side B]
1. Sugar Loaf Express
2. Poppy's Walk
3. Gentle Afternoon
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