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2004年3月8日

Welcome to the St. James Club(邦題:聖ジェームス・クラブへようこそ)/ Rippingtons


リリース:1990年
評価:★★★★
コメント:マルチインストルメンツ奏者でもあり、コンポーズ/アレンジにも長けるラス・フリーマン率いるリッピントンズの4作目。

西海岸的なカラリとした爽やかさと柔らかさ、それでいて少しロック・テイストやサンバ、カリビアンなテイストも織り交ぜた音作りはステレオタイプといってもいいでしょう。

人によっては、この辺りの「"整いすぎた」サウンドを毛嫌いするかも知れませんが、そこはR.フリーマン。

機械的な音には最も向かないと思うリード系については、J.カシワ、カーク・ウェイラム、ブランドン・フィールズといった面々をうまく使い分け、決して凡庸な音楽にならない工夫は万全です。

個人的には[6]でのK.ウェイラムのブローが好きです。

その他、[9]ではジョー・サンプル(p)が、[6][7][9]ではヴィニー・カリウタ(ds)等が参加。

ボーカルでは、前作<Tourist in Paradise>でも参加していたカール・アンダーソンのほか、本作ではパティ・オースティンも参加し、作品に花を添えています。

欲を言えば、スティーヴ・ベイリー(b)のフレットレスベースがもう少し聴きたいのですがねぇ・・・(^^;
収録曲
1.Welcome to the St. James' Club
2.Wednesday's Child
3.(I Watched Her) Walk Away
4.Kenya
5.Affair in San Miguel
6.Tropic of Capricorn
7.Who'd Holding Her Now?
8.Soul Mates
9.Passion Fruit
10.Vitoria's Secret

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