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2006年4月15日

Gitane / Charlie Haden


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:何時、誰の作品を聴いた時だったか失念してしまいましたが、「チャーリー・ヘイデンって、上手いじゃないか」と改めてそのプレーに気付かされました。

多分、イメージ的な部分が先行してしまい、「革新的な物腰の人なのでは?」という面ばかりに気をとられていたのでしょう。

以来、ちょくちょくと作品を聴くようになりましたが、本作も知人に勧められて入手した一品です。

アルバムタイトルは「ジプシー」の語源の1つとされる仏語の「Gitane」。

更に言えば、殆どの曲をジャンゴ・ラインハルト作で占めている点、D.ラインハルトと同系のギタリスト クリスチャン・エスクーデとのデュオ作である点を見れば、自ずと作品の趣旨はお判りになるかと。

デュオというフォーマットである事でC.ヘイデンのbは一層に際立ち、C.エスクーデのギターとの何とも言えない絡み具合は本当に素晴らしいものです。

本CD自体の音質はそれ程優れたものではないようですが、それでもそれなりの再生装置で低音を補ってやれば、かなり「ずしっ」っとくる音を耳でそして腹で?楽しめると思います。

ベースの音にこんなにシビレることって、そうそうありませんよ(^^;

アナログ時代なら、装置との相乗効果でもっといい音が聴けたかも知れませんね。
収録曲
1.Django
2.Bolero
3.Manoir de Mes Reves
4.Gitane
5.Nuages
6.Dinette
7.Improvisation

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