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2006年4月22日
YENトリックス / マライア
リリース:1980年
評価:★★★
コメント:本作が録音されたのが1980年。
歌謡シーンは田野近(タノキン、と読む(^^;)を筆頭にアイドル花盛りの頃・・・と考えれば、このマライアといった音楽集団がどれ程「異端」として位置付けられていたかがよく判ろうかと思います。
とは言え、マライアにせよYMOにせよ、音楽といったものがいよいよ多様化し、若者のミュージックに於いてさえ歌謡曲 or それ以外(ロックとか)という単純な二元的分類も成り立たなくなった事が明白になった時期でもあろうかと思います。
別段、国外のハードロックやプログレッジブロック、また、それらにおける様式美や美メロだけを追うのであれば他にも同じ様な形態のバンドはあったかも知れません。
そこで一線を画している点は、やはりグループから個人(メンバー)単位へクオリティの良さを求めた際に、充分にこれに応えられるメンツであったという点に尽きるのではないでしょうか?
それは、マライア前後のメンバー各自の動きを見ても証明されるものだと思います。
生憎、入手し難い状態の本作ではありますが、いよいよ邦楽の有り方が変わりだし、それこそ世界を相手にできるという純粋なアーティスト集団が現れ始めた時期の作品としても楽しめると思います。
収録曲:
1. YENトリックス
2. キー・オブ・ゴールド
3. ディスタント・レインボー
4. ブラック・マライア
5. レット・イット・ブロー
6. ウィ・アー・ザ・セイム
7. バーニング・P.M.
8. フェイト
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