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2006年4月22日

Mirage / Benoit/Freeman Project


リリース:1994年
評価:★★★
コメント:共に'80s中後期からスムースジャズ/コンテンポラリージャズ系で鳴らしているデヴィッド・ベノア(p,etc..)とラス・フリーマン(g,etc..)の初コリーダー作としてリリースされた作品。

R.フリーマン率いるリッピントンズのファーストアルバムにD.ベノアはピアノで参加しており、またD.ベノアのRGP移籍後のヒット作<Every Step of the Way>でR.フリーマンはギターで参加、といった云わば相思相愛の関係から本作への布石があったのでしょうか?

充分に計算されたと思しきまさにツボを押さえた王道とも言える楽曲をずらりと並べ、非常にリラックスした雰囲気の作品です。

ただ常々思うのは、このような系統の作品(楽曲)を耳にした際の「目玉」というか、記憶に残る「ここぞっ!」という箇所を探すのにちょっと骨が折れるという事です。

#悪く言えば、皆同じ様に聴こえなくもない・・・

無論、これは飽くまで個人的な音楽の楽しみ方の一部ですので、他の方全てに同じ思考(嗜好?)を強いるものではありません。

「音楽聴くのに理屈はいらんだろうがっ!」と仰ればそれも正論です。

ちょっと横に逸れましたが、個人的にはスイング感がイイ[7]、両者だけ(g/p)でゆっくりと演じられる[10]辺りがイイかなぁと思います。

なお私ごときの懸念をよそに、'04年には同プロジェクトの続編がリリースされています。

やはり米の音楽シーンのように、ある程度、どのカテゴリにおいても支持層が確保されるような基盤はありがいたいですね。
収録曲
1.Reunion
2.When She Believed in Me
3.Mediterranean Nights
4.Swept Away
5.The End of Our Season
6.After the Love Has Gone
7.Smarty Pants
8.It's the Thought That Counts
9.Mirage
10.That's All I Could Say

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