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2006年4月28日

Sweet Sweetback's Baadasssss Song / Melvin Van Peebles


リリース:1971年
評価:★★★
コメント:純粋に音楽を楽しむという観点からすると、本作はやはり一般受けするどころか、ブラック系音楽の好きな方でさえ厳しい評価になるのではと思います。

ご承知のように映画音楽(サウンドトラック)ではあるのですが、SEやセリフ(?)などが入っている部分が多く、純粋に「曲」というものがあまりハッキリしません。

とは言え、アルバムそのものは(そのような形態でありながら)そこそこ売れたというのだから驚きです(^^;

逆に、「文化的価値」と言いますか、よく言われるように「ブラック・シネマの先鞭をつけた作品」のサントラという位置づけや、時代の音とも言えそうなジャズロック的サウンドをブラックパワーで実施したという点だけを評価すると、やはり「音楽」とのバランスがよろしくないという逆証明みたいにもとられてしまいますし・・・

結局のところ、個人的にはそれ程「面白い」と思えた音ではなかったのですが、それでも[3]、[4]辺りの感触は嫌いなものではありませんでした。

正直、ちょっとコメントをつけるのが難しい作品だなぁと思っています(^^;

ちょっとコアなブラック系ミュージック、'70s初め頃のちょっと猥雑な感じを味わいたい方にはいいかも知れません。
収録曲
1.Sweetback Losing His Cherry
2.Sweetback Getting It Uptightand Preaching It So Hard the ...
3.Come on Feet
4.Sweetback's Theme
5.Hoppin' John/Voices
6.Mojo Woman/Voices
7.Sanra Z/Voices
8.Reggin Hanging on in There asBest They Can (Bye and Bye)/Voices
9.Won't Bleed Me
10.The Man Tries Running His Usual Game But Sweetback's Jones Is So Strong He

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