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2006年5月13日

Syreeta / Syreeta


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:本作を聴きながら、シリータという人のアーティスティックな部分ってどこにあるのだろうと考えていました。

作曲/プロデュースにスティービー・ワンダーが入っている為、そこにS.ワンダー色があるのは一聴瞭然ではあります。

それが悪い訳ではないのですが、充分にシリータの色が出ているのかどうかという見極めが厳しくなるのも事実かと。

パンチの効いたソウル系ボーカルの歌い方ではなく、強いて言えばダイアナ・ロスっぽい柔らかめの歌い方。多少、線の細さのような部分が気にならないでもありませんが・・・

S.ワンダーの惚れ込みようがハンパではなかったことは周知の通りですが、どことなくS.ワンダー自らの方向性に「付き合わせた」ような感じもしなくありません。

書いているうちに、S.ワンダー/ニューソウル否定のような物言いになっているかも知れませんが、決してそのようなことはありません。念のため(^^;

多分、現在の感覚に照らし合わせれば、フリーソウル系コンテキストから[1]や[3]辺りを聴くといいのかも知れません。
収録曲
1.I Love Every Little Thing About You
2.Black Maybe
3.Keep Him Like He Is
4.Happiness
5.She's Leaving Home
6.What Love Has Joined Together
7.How Many Days?
8.Baby Don't You Let Me Lose This
9.To Know You Is to Love You

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