評価：★★★
コメント：スタイルが珍しい訳でもなく、演っている曲が飛び抜けて素晴らしい訳でもない（注：この時点でこの書き方は多分に誤解を招くと思いますが、一先ず）。
過去、'70s、'80sのフュージョン・ブームの頃にもＣＴＩ辺りで同じような企画モノのスーパー・スター・バンド作品はありましたし・・・
個人的に「救い」を見出しているのは、過去の「企画的な匂い」がなく、ライナーを信じるなら、
プレーヤー達の中から自然発生的にこのような形態で作品をまとめようという流れが起こったという点です。
加えて、選曲の視点もプレーヤー側の意向に沿ったものなのだとか。
ＳＭＡＰというグループの音楽に関しては全くの守備範囲外(^^;なので何らコメントを述べるまでの知識も情報もありませんが、これだけの名手がそのカバー作品集に、それこそ積極的/自主的に関わったのだとすると、その辺りは推して知るべしなのでしょう。
何だかんだと理屈っぽい事を書いていますが、ハッキリ言って「嫌いじゃないです、こういう作品」(^^;
P.S.
個人的には[4]でデヴィッド.T ウォーカーがクレジットされているので外せませんでした。m(_ _)m
収録曲：
1. テーマ・オブ007(ジェームス・ボンド・テーマ)
2. ワーキング・ピープル
3. ウォント・ストップ・レイニング
4. ペイン
5. Pensando em Voce[']
6. Muchacha Bonita
7. パート・タイム・キス
8. アイ・ウィッシュ・ユール・ビー・ハッピー
9. モーニング
10. ハッピー・バースデイ
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