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2006年10月8日

Song Cycle / Van Dyke Parks


リリース:1991年
評価:★★★★
コメント:最近の個人的関心が(故意に避けていた訳ではないでしょうが)、これまで聞き逃してきた様々なアーティストを聴く事に重きを置くようになってきました。

そんな中で、このヴァン・ダイク・パークスという人も今頃になって聴いた一人。

既に背景や音楽的志向は説明するまでもない程の有名人ですが、個人的にずーっと気になっていたのが「バーバンク・サウンド」というキーワード。

正直、何を持ってしてそうカテゴライズされるのか判っていませんが、そのキーワードに対して、ヴァン.D.パークスやランディー・ニューマンといった人が列挙されることが多いという事のみ知っていました。

カテゴリの正確な定義はさておき、本作から流れ出してくる音に対する感触は、「初めて聴くのに懐かしい」といったノスタルジックな感じ、あくせくした現代のタイム感だからこそ、敢えてそれに対峙できるこの感覚が今なお心に響いてくるのかも知れません。

悪しく捉えれば、「音的に作り過ぎている」という言い方当てはまらない訳ではないでしょう。

それでも(古き良き○○、という言葉は安直かも知れませんが)、何故かホッとして一人耳を傾けたくなる楽曲の素晴らしさ・・・

初出が'68年ですから、概ね40年前ですねぇ。

やはり作品の評価は(それこそ)歴史が実証していると言えるでしょう。
収録曲
1.Vine Street
2.Palm Desert
3.Widow's Walk
4.Laurel Canyon Blvd
5.The All Golden
6.Van Dyke Parks
7.Public Domain
8.Donovan's Colours
9.The Attic
10.Laurel Canyon Blvd
11.By the People
12.Pot Pourri

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