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2006年10月5日
African Cookbook / Randy Weston
リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:アルバム・タイトル、ジャケット、これに加えてランディ・ウェストン(p)という人のイメージ。
これだけ重なると、さぞアフリカン・ネイティブな、ワールド・ミュージックとも言えそうな、音を想像されるかも知れませんが然に非ず。
三拍子での美しいブルース[1]や自然とスウィングしてくるテーマが魅力の[3]。
また軽快なR.ウェストンのピアノとテナーサックス/トランペットとの掛け合いも楽しい[4]等、イメージにそぐわない楽曲に驚かれるかも知れません(笑)
とは言え、タイトル曲の[5]はやはり目玉かと思います。
全曲中、唯一10分を越えるこの曲では他曲とは全く趣きを異にしており、延々と刻まれるパーカッションをバックに、陰とも陽とも区別出来ないメロディが奏でられます。
ここに至ってR.ウェストンの楽曲の面白さがハッキリと判ってくるかと思います。
テナーサックスはブッカー・アーヴィンその人ですが、実は小生個人にとってはそうと知って聴くのは初めての人でした。
何と言いますか、技巧を凝らすのではなく、ストレートで素直な音のように感じました(無論、本作の主旨に合わせての事かも知れませんが)。でも何故か聞き入ってしまう音なのですね。
前述の[5]以外の楽曲は全て5分程の短尺ですので、全く初めての方も耳の疲れることはないと思います。
耳を澄ませば、其処彼処から微かに聞こえてくる(R.ウェストンの?)鼻歌が、何ともいい感じなのです(^^;
収録曲:
1. Berkshire Blues
2. Portrait Of Vivian
3. Willie's Tune
4. Niger Mambo
5. African Cookbook
6. Congolese Children
7. Blues For Five Reasons
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