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2006年10月14日

Moonshadows / Alphonso Johnson


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:フュージョンファンとしては、Weather Reportでの活躍やCrusadersのサポートメンバーとして馴染みが深いアルフォンソ・ジョンソン(b)。

同時期にジャコ・パストリアスが存在していた事で、何かと比較されてしまうのは仕方ないにせよ、だからと言ってA.ジョンソンの評価が下がる訳でもありません。

そんなA.ジョンソンが'76年にリリースしたソロ・アルバムが本作。
十数年前にCD化されたものの、最近までずっと入手不可が続いておりましたが漸くの再CD化です。

ちょっと変わったディスコ風サウンド[1]、柔らかで何処かスピリチュアルな雰囲気の中、中盤からのゲーリー・バーツのソプラノサックスが響き渡る[2]。

ハード・ロック・インスト調の[3]、小曲ながらベニー・モウピンのバスクラリネットが印象的な[4]。

透明感溢れる曲とフローラ・プリンの歌声が何ともマッチしている[6]、びっくりする程の爽やかソング(^^;の[8]等、非常に変化に富んだ面白い作品です。

先にJ.パストリアスとの比較云々と書きましたが、プレーヤーとして、コンポーザーとして何一つ引けをとってなどいないことがよく判る作品でもあります。

個人的には、奇行癖もなく、ミュージシャンとして現在まで活躍するって事もとても大切な事なのだと思いますけどね(^^;

バックの面子も非常に豪華です。先述のプレーヤー以外にもリー・リトナー(g)、レオン・ウンドゥグ・チャンクラー(ds)、アイルト・モレイラ(perc)、ナラダ・マイケル・ウォルデン(ds)、アルフォンス・ムザーン(何故かdsではなくvoとオーケストレーションで(^^;)、アレックス・アクーニャ(perc)等が参加しています。
収録曲
1.Stump
2.Involuntary Bliss
3.Cosmoba Place
4.Pandora's Box
5.Up from the Cellar
6.Amarteifio
7.On the Case
8.Unto Thing Own Self Be True

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