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2007年5月15日
Y-Ence / David T. Walker
リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:昨年末(2006年末)、デヴィッド T.ウォーカー(g)のODE時代の音源が揃って初CD化されたあの興奮も覚めやらぬ内に、今度は'80sの3作品が揃ってリイシューされるとは何と言う僥倖でしょう(^^;
'80sに入って最初の作品が、前作<On Love>('76年作)から10年以上経ってリリースされた本作であり、デヴィッド T.ウォーカー・ファンが待ちに待った久しぶりのソロ作でした。
'80s後期という時代も少なからず影響したのかも知れませんが、蓋を開けて流れ出してくるサウンドはこれまでよりも「柔らかめ」の印象を受けます。
シンセサイザーもシンセドラムもフィーチャーされたりしていますし。
とは言え、そのギター・プレイは紛れも無くデヴィッド T.ウォーカーのそれ。
[2]でのマイナーコード+プリング・オン/オフによる、あのイヤらしい程のメロウさ(^^;や、[3]辺りのデヴィッド T 節丸出し(^^;フレーズなど、やはり好きな人には堪えられない魅力は変わらぬままです。
アルバムには「David T.Walker & Warm Heart」とクレジットされており、デヴィッド以外のメンバーはジェリー・ピータース(key)、S.エドワード(b)、ジェームス・ギャドソン(ds)、N.オダ(synth)といった布陣。
これに加えO.ブラッシャー(tp、flgh)、J.クレイトン(perc)がフィーチャーされています。
'80s後期にこの作品をリリースすると、その後、これまでのブランクを埋めるかのように立て続けに
2作<With a Smile>、<Ahimsa>をリリースすることになります。
他のデヴィッド T.ウォーカー作品レビューにも同じ事を書いているので恐縮なのですが、これでますます新作への期待感が高まります。デヴィ爺、頼みます!
閑話:
この5月にデヴィッド T.ウォーカーがソロで来日し、公演を行っていたのを知ったのは最終公演が終わった翌日でした。何と言う失態・・・泣くに泣けないとはこの事です(T_T)
収録曲:
1. TECTONICS
2. Y・ENCE
3. TRYONE WORLD
4. WARMTH OF THE SUN
5. OVERSTANDING・UNDERSTANDING
6. PRIDE AND DELIGHT
7. HUMOR
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