評価：★★★★
コメント：随分以前に、ウェイン・ホーヴィッツ(key、Composer)のソロ作を１作だけ聴いた事があるのですが、本作のようにプレジデントというユニットを率いての音とは大きく違うものでした。
門外漢なのでよく判っていない部分は多々ありますが、恐らく、ジョン・ゾーンのネイキッドシティで行動を共にしている事からアヴァンギャルド／フリー・ジャズのコンテキストで語られる人なのでしょうが、(私が)ここで得られた音はそれらのコンテキストに当てはめる事なしに楽しめるものでした。
言葉／文字上は「楽しめる」と書いていますが、あくまでアヴァンギャルド／フリー・ジャズといった先入観なく対峙したとして、例えば、何かの映画かドラマの挿入曲もしくはイメージソングのような感触を受けました。
でも、演(や)っている事は（詳しくは判らないにせよ（^^;）かなり各自の主張・演奏がぶつかり合っている「ジャズ的」なものなのでしょう。
本作だけでは何とも言えませんが、個人的には、手軽に入手可能なものがあればもう一作くらいは聴いてみようかと思っています。
収録曲：
1.The Front
2.Variations on a Theme by W.C. Handy
3.I'm Downstairs
4.Shuffle
5.And Sing This Song
6.Yuba City
7.An Open Letter to George Bush
8.Miracle Mile
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