コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2008年3月2日

True Colors / Cyndi Lauper


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:'82年のデビュー作/ヒット作からほぼ3年を経てリリースされたシンディ―・ローパーのセカンドアルバム。

'80sの女性ヴォーカリストとしてシーンに与えた影響は大きかった訳ですが、本作を聴くと、オーバープレゼンテーションな部分が抑えられて、より一人のアーティストとしてのC.ローパーの色が強く表現され始めている点が窺えます。

彼女自身もプロデュースに名前を連ねていますね。

前作からは多くのシングルヒットが生まれた訳ですが、そこに彼女が望んだアーティストとしての表現があったか否かは判りません。

勿論、前作には名曲[Time After Time]等もあるにはありますが、本作における[4]の方がより彼女らしさを表しているように思えます。

[7]や[6]といった旧来のヒット曲を取り上げ、C.ローパーとしての表現で料理されている点も、彼女のアーティストとしての意識がより表出してきたのではないかと思える訳です。

野球で言うなら「2年目のジンクス」というのがありますが、本作がセールス的にどうだったであれ、今なお自身のペースとポリシーで現役を続ける彼女の本当の意味でのファーストだったかもしれません。
収録曲
1.Change of Heart
2.Maybe He'll Know
3.Boy Blue
4.True Colors
5.Calm Inside the Storm
6.What's Going On
7.Iko Iko
8.The Faraway Nearby
9.911
10.One Track Mind

0 件のコメント:

コメントを投稿