アルバム名:
アーティスト:Led Zeppelin
リリース:1975年
コメント:某所で展開中の3大ロック・ギタリスト巡礼企画に乗っかった訳ではありませんが(^^;、うまい具合にこれが安く放り出されていましたのでレスキューした次第です。
先ずは黙って全体を聴いてみたのですが、イイですねぇ〜コレ。
何故誰も「ZEPP聴くならココから行ってみれば?」とアドバイスがなかったのか…な〜んて(^^;
なる程、某師匠ページをみてみると、ある意味で本作が「間に合わせモノ」とでも呼べるような生い立ちらしいのですが、気のせいか、とても聴き易いと言いますか。
<Houses of the Holy>は既聴なのですが、大げさに言えば、ZEPPのアビリティが<Led Zeppelin IV>で潰えたのではなく、むしろ本物のそれはこれで示してやるよ的な広がりを見せて(魅せて)くれた<Houses of the Holy>に入っていたかも知れないモノが集められたという事を鑑みれば、二枚組というボリュームに飽きもせず疲れもせず対峙できるのはそうした理由も1つあるのかもしれません。
小生的なZEPP好盤は、大かたの予想どおり<Led Zeppelin IV>なのですが(笑)、それ以降から段々とその気配を色濃くしてきた「既成ハードロックパターンに依らないハードロック」みたいな味がここにも充満しているようです。
#まぁ、それをハードロックと呼ぶか否か、という論議はあるでしょうが。
何と言ってもいきなりのクラヴィネットがゴンゴン!鳴ってる[1]辺りからしてそりゃもういい感じでして、前半でのマイフェイバリットはDisk 1-[5]で決まり(笑)
#師匠ページを参照すると、ダンスクラシックスとしてのリスペクトもあるとか。
もう1つのフェイバリットはDisk 2-[6]でしょうか。こちらは書き溜め掘り起こしではなく新規セッションで録られたものらしいのですが、このAメロからBメロへのリフのつなぎでディスコード(不協和音)っぽい音入れてるでしょ?そこです、そこ(笑)
なんといいますか、小生はそういう所の小ネタ?的な配慮といいますか、そういうところがとて〜も好きなのです、はい。
多分、スタジオでのギミックはあまりこれを多用せず、アレンジにしてもそれ程に凝ったものはないと思うのですが、それ故に勢いとか、演じている姿がよく思い浮かべられそうな感じも受けます。
ジョン・ポール・ジョーンズがbのみならず鍵盤系も味のある操作をする人なのだなぁという点と、ジョン・ボーナムのドラムが非常によく動いているなぁという側面が意外にも?本作の味を出しているのかも知れません。
収録曲:
DISK 1
1. Custard Pie
2. The Rover
3. In My Time Of Dying
4. Houses Of The Holy
5. Trampled Under Foot
6. Kashmir
DISK 2
1. In The Light
2. Bron-Yr-Aur
3. Down By The Seaside
4. Ten Years Gone
5. Night Flight
6. The Wanton Song
7. Boogie With Stu
8. Black Country Woman
9. Sick Again
こんにちは。
返信削除便乗ネタありがとうございます(笑)
何故このアルバムを多くの人が推薦しないかと言うと
ヒット曲が収録されてないからだと思います。
日本人のよくないところですが、トータルアルバムは
避ける傾向で「アルバムはヒット曲の寄せ集め」と
考えている人があまりにも多い事に嘆・・・
コメントありがとうございます。
削除同じ買うならヒット曲てんこ盛りを望む気持ちは
よく判ります。
実は、以前には’70sから’80s半ば辺りまで、年毎の
ビルボードアルバムTop 50を買い揃える…という
我ながらおマヌケなプロジェクトを遂行しておりました。
#まぁ、手っ取り早く洋楽通を気取りたかった
#というのが真相ですが。
それでも、ヒットとはかけ離れたところでしっかり
リスナーの琴線をバキバキ掻き鳴らす作品もまた
何と多い事かとも思います。
師匠ページもチラチラ拝見しつつ、気が付けば
そこそこの数のZEPP作品を(そこそこのスピード感で(^^;)
視聴していられる自分に軽い驚き(笑)
弾けないページさんの姿(音)とも何れ対峙する
事になるでしょうが(苦笑)、今はまだZEPPの
基礎固めの意味も含めてもう少し歩を進めて
行こうかと。
p.s.
目下、「エディ、聴きやがれ!」アルバムに
異常に興味を惹かれております(爆)