リリース:1992年
コメント:またおかしな?横道に入ったかも知れませんが、先に視聴した小川美潮氏のソロ1stでプロデュースにクレジットのあった白井良明氏がこのグループのメンバーという事だったので、まったく興味本位の視聴です。
「興味本位なら、調べた上でのトライなの?」と突っ込まれてしまうと何も言い返せません…はい、例によって安中古棚にあったのを引っ張っただけ、なので(^^;
まぁ、安中古棚に並んでいた事実をどのように解釈するのにも依ります。
マライア・キャリーとかレディー・ガガ作品のように「軽い産業廃棄物」状態で大量に棚を占領している場合もありますが、少なからず本作はそうしたモノとは違うとは思います。
とは言え多少は気になりましたので、入手後にWebでチョロチョロと調べてみると、成る程、ファンの間ではそれ程高い評価はされていない様でした。
軽いノイズには成りこそすれ、そこは「こちとらムーンライダース素人でぃ」と割り切っての対峙でした(笑)
もとい。ほとんどの曲で鈴木慶一氏(メインvo、g、key)が歌詞をつけているようなのですが、これがなかなかにして文学的...と言いますか、言葉として聞くとちょっと「若い(青い)なぁ」と思わなくもないのですが、楽曲という流れの中で聞くと、程よく「苦味」に変化するようで、これがいいんですね。
元気系ロックンロールな曲、シンセサウンド主体の軽快な曲、朗読からダンサブル(ハウス的?)な急激な展開の曲などなど、この方々の魅力の1つがアレンジの面白さ、バラエティさだという情報を別のページで見た事もあり、成る程なぁと。
それでも前述のように必ずしもファンからの評価が高くないというのは、それだけ過去作品の評価が総合的に良いという裏返しなのかとも思い、ならば、ちょっと遡っていくつか評判の良さそうなものも(比較の意味)で聴いてみるかなと。
なおグループとしては2011年内の活動を以って無期限の活動停止を宣言しており、2014年末にワンタイムの復活ライブが行われたとの事。
また、このグループの母体が「はちみつぱい」というグループとのことで、そちらをチラリと見てみると、はっぴいえんどと並列で日本語ロックの始祖、みたいな記載もあって…おやおや、なんだか匂いますよ(笑)
収録曲:
1. 幸せの洪水の前で
2. ダイナマイトとクールガイ
3. シリコン・ボーイ
4. さよならを手に
5. 現代の晩年
6. WOO BABY
7. One Way To The Heaven
8. レンガの男
9. 無限の男のホットドッグ
10. 月の爪
こんにちは。
返信削除はちみつぱいの「センチメンタル通り」は必聴盤です!
収録曲の「塀の上で」は邦楽バラードベスト10に
確実に入ると思います。
コメント、ありがとうございます。
削除さっそく入手リストに載せました、はちみつぱい(笑)
いやぁ、繋がり出すと洋楽以上にスピーディーな展開!
この歳になってから邦楽掘りまくるようになるとは
びっくりです(笑)