コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2015年6月15日

南洋でヨイショ +6/ チャクラ

リリース:1983年
コメント:本作ではメンバー変動の末に小川氏(作詞、ボーカル)と板倉氏(作曲、ギター)の二人ユニット形態となったチャクラ。

意外にもチャクラは芸能人プロダクションの「ナベプロ」に所属していたのですね。

で、諸事情でナベプロを離脱した後にメンバーの解体が起こったとの事。

ライナーには、小川氏がWha-hahaやはにわでバンド面子以外の様々なミュージシャンと交流を深めている姿に刺激を受けた板倉氏も?そうした外部の実力派ミュージシャンとやってみたいという欲求が大きくなっていった事も一要因...みたいな記載もありました。

本作でも演者としてはgを演ずるものの、その他のパートには実力派のミュージシャンを配する事で、作曲パートでのコントリビューションを最大にしようとした姿が垣間見えます。

斯様な次第で、楽曲・演奏の域としては最高にテクニカルであり、また、歌詞の世界観も意味があるのか無いのかの境を行くようなシュールさに全てを持っていかれます(^^

また同じくライナーからの情報によれば、この時期のチャクラには音楽に関して3つの方向性が同居しており、1)超絶系セッションスタイル志向、2)ニューエイジ/オーガニック志向、3)[6]に代表されるポップスメーカー志向、がそれぞれそうなのだとか。

いや才のある方々は違いますな...個人的にはどの路線も非常に魅力的に映りますが、これまでのアルバムを聴いてきた中では、3)の路線における(板倉氏の)センスには興味津々。

チャクラ(自然消滅?)解散後には大田裕美、山下久美子等に曲を提供していたとありますので、機会があれば注意して聴いてみようかと。

併せて、チャクラからの発展系としてはアコースティックなチャクラ?と表現されていたキリング・タイムなるユニットへ継承されていったみたいなので、こちらも機会があればチェックしてみたいかなと。

言わずもがな、小川氏のソロ作品もまだ入手出来ていないモノがありますので、引き続きチェックする所存です。

いや〜恐るべきは小川氏の桃源的なボーカルかはたまた板倉氏の並々ならぬセンスか...
収録曲
1.スウィング(タコにささげるよ)
2.南洋でヨイショ
3.本当のこと言えば
4.私と百貨店
5.ペリカン
6.まだ
7.テーマ
[Bonus Tracks]
8.鳥[ライブ]
9.山[ライブ]
10.アマゾンのハイジ[ライブ]
11.おかずの歌[ライブ]
12.主婦と生活[ライブ]
13.金太郎[ライブ]

0 件のコメント:

コメントを投稿