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2015年7月18日

Faithful(邦題:誓いの明日)/ Todd Rundgren

リリース:1976年
コメント:この方の別作品でのコメントでも記述したかも知れませんが、いずれこの方についても、もう少し体系的に捉えてみたいなとは思っております。

とは言え、それなりに作品も多く、また、ナッズ期からソロ、加えてユートピアでの活動もろもろ含めると、これまた難しい(^^;

そうそう、他のアーティスト作品をプロデュースしている事などもありますので...ま、ライフワークにでもするつもりでゆっくりやっていきます(^^

で今回本作にリーチしてみたのは、「後半のオリジナル楽曲の出来は素晴らしく、仮に全編オリジナル楽曲で埋められていれば、間違いなくポップスアルバム史上でも屈指の名盤になっただろう」という米音楽ライターの言葉を皆がそのまま言っている(書いている)点に惹かれたからという理由が大きいです。

小生の短い洋楽視聴経験の中では、(ポップス)アルバムで全曲シングルカットできると思ったのは、後にも先にもM.ジャクソンの<Thriller>だけですが(^^;

それはさておき、本作の後半について特に着目してみると、うむ、確かにこの方のひねりメロディのセンスがうまく活かされていて、後年のライブなどでも定番になっているらしいバラッド[11]は...いいですねぇ〜。

かつては手元にあったのですが、いつの間にやら手放してしまった<Something Anything>辺りも今一度入手し直し・聴き直ししようかと思った次第です。

おっと、前半(コピー曲)について少しも書かないのも何ですので触れておきますと、ヤードバーズ[1]、ビーチボーイズ[2]、ビートルズ[3][6]、ボブ・ディラン[4]、ジミヘン[5]といった楽曲がコピーされております。

で、これも受け売りなのですがコピーする事へのこだわり(例えばオリジナルと同じ機材を使うとか)がなかり凄まじく、結果として、T.ラングレンの特徴のある声以外はかなりそっくりに仕上がっており、特にこれは小生でも判りましたが、[2]は出色の出来であり、当時はラジオ局がオリジナルと[2]をリスナーに聴き分けさせるような余興もやったらしいです(^^)

個人的には、[2]と[6]以外はそれほど耳に馴染んでいるものがないので、どこまでのコピー度合かはちょっと分かりませんが、それでも[2]のレベルを見れば(聴けば)推してはかるべしかと。
収録曲
1. Happenings Ten Years Time Ago
2. Good Vibrations
3. Rain
4. Most Likely You'll Go Your Way And I'll Go Mine
5. If Six Was Nine
6. Strawberry Fields Forever
7. Black And White
8. Love Of The Common Man
9. When I Pray
10. Cliche
11. The Verb "To Love"
12. Boogies (Hamburger Hill)

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