リリース:2000年
コメント:本作も安棚の「K」のところに並んでいる事が多い気がします(併せて、隣り合うよに<Vroom>も結構見かける気がします(苦笑)
さて斯様な次第で入手いたしました本作、'90s以降のクリムゾン作品としては小生にとって2作目のチャレンジとなります。
少し期間が空いた事で印象がちょっとボヤけてしまっている点もありますが、<THRAK>のメタリックな冷たさと重さに比べると、重さにおいてはこれを踏襲しつつも、キーンとするような冷気は希薄で、どうかすると小生としてはこちらの音の方が更に耳あたりが良いといいますか...
本作では例のバンド内Wトリオ体制は解体されており、フリップ翁、エイドリアン・ブリュー、トレイ・ガン、パット・マステロットの4名体制となっておりますが、何でも、まだ6人体制だった'97年頃、次世紀へ向けてのキンクリ活動を構想する際に、6名揃っての活動の(時間的、費用的、思考的な)難しさに直面し、これを解消するため6名を個別に分けたサブグループ「ProjeKct」という形態で活動をしたとの事。
その時の形態の1つとしてProjeKct Xがあり、本作の[11]に対するクレジットがProjeKct Xとなっているのはそういう事らしいです。
いやしかし、なかなか肌に合う音でして、多くのページを参照しますと[5]、[7-9]の評価を上位に置かれているようですが、小生、その点は特に申し上げずに、ProjeKct X名義の楽曲になんとなく親近感が湧きます(笑)
収録曲:
1. ProzaKc Blues
2.-3. The ConstruKction of Light
4. Into The Flying Pan
5. FraKctured
6. The World's My Oyster Soup Kitchen Floor Wax Museum
7.-9. Larks' Tongues In Aspic - Part IV
10. Coda: I Have A Dream
ProjeKct X
11. Heaven And Earth
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