リリース:1974年
コメント:折に触れ'80sファンを公言しておりますが(^^、そんな中でもでホール&オーツは比較的深く突っ込んで聴いているアーチストのひとり(ひと組み?)
'80s作品(RCAレーベル時代)はどれもリーチし易いモノですから、それこそ、中学高校の頃からどっぷりでしたが、このテイストでリスナー側が固まってしまうと、'70s(初中期の)作品はチト厳しく、アトランティックレーベル期の作品は小生もずっと後になってからの視聴でした。
そして本作は、実は小生は初対峙の作品なのです(前後作品、<Avandoned Luncheonette>や<Daryl Hall & John Oates>はもちろん視聴済み)。
一聴して判るのは、後にも先にも、ホール&オーツ作品でこの手のテイストは先ずないのじゃなかろうか、という点です。
プロデュースを担ったのがトッド・ラングレンという点が、この作品評を何となく「異色なモノ」と位置づける事に影響しているのかなぁと。
尤も、曲提供まではして居ないので、やはり根本的にはまだやりたい事が形として見えていない若きホール&オーツの一つの努力痕として捉えるのがいいのかなぁと思ったりします。
どうしても「異色な」といった形容をつけると、「不人気作」の言い換えに近いものを感じてしまうものですが、売れた売れないの話であれば、アトランティック期は総じて「売れていません」でしたからねぇ(^^;
でもでも、小生はアトランティック期での前2作<Whole Oats>、<Abandoned Luncheonette>には、初々しさとナチュラルな感じが詰まった、ある意味でRock’n Soulしていない(笑)ホール&オーツの音には一票を投じたい派です。
収録曲:
1. Can't Stop The Music (He Played It Much Too Long)
2. Is It Star
3. Beanie G. And The Rose Tattoo
4. Your Much Too Soon
5. 70's Scenario
6. War Baby Son Of Zorro
7. I'm Watching You (A Mutant Romance)
8. Better Watch Your Back
9. Screaming Through December
10. Johnny Gore And The "C" Eaters
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