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2016年3月13日

ソー・バッド・レビュー / Sooo Baad Revue

リリース:1975年
コメント:どこで耳にしたのかどうしても思い出せないのですが、間違いなく[1]は何かの番組か何かのオープニングか何かで使われていたと思うのです。

だからこそ、「ああ、この曲だったの?!」とちょっとした驚きもした訳で。

もとい。本バンドでも活躍された石田長生氏(g)については、以前、Char(竹中尚人)とのギターデュオ「BAHO」のアルバムを聴いた際に初めて名前を知りました。

以降、特に気にすることもなかったのですが、昨年(2015年)夏にこの方の訃報を聞いてから、慌てて何か聴いてみたいなと思い立った訳です。
#その割には半年以上も放置されていましたが...猛省

「どうせなら古めのヤツを聴いてみるか」とチョロチョロと調べて本作にリーチしてみました。

[1]のようなR&Bインストルメンタルな感じが続くのかと思いきや、後は歌入りの関西系ブルース/R&B的なノリの体裁でした。

同じような形態の関西系R&Bバンドにはサウス・トゥ・サウスとかがいますが、惜しむらくはココの弱点となっているのは(当人たちもある意味では理解していたとの事ですが)絶対的なボーカリストの存在、でしょうか。

元々のボーカリストとして北京一という方がいるのですが、「上手さ」という観点からはちょっと?が付く感じ。それを補うため?に砂川正和氏が補強されたという経緯もあったようです。

何でも、もともと北京一氏はあのゼンジー北京の弟子として芸能活動もしていたという事で、昭和な関西お笑い好きの小生としましては「へぇ〜」なトリビアでした(^^;

もっとも、ライブバンドとしてはかなり人気を博したようですので、トータルとして歌もパフォーマンスも引っくるめて味わう方が正しいのかもしれません。

バラッドの[3]、金子マリ氏もコピーした[2]、あとボートラ扱いですが[11]あたりが小生にはお好みでした。

そうそう、ココには山岸潤史氏(g)も在籍していたのですね。この方についても追っかけはしてはいませんでしたが、我が(心の)ギターの師匠、デヴィッド T・ウォーカーやJ.ギャドソン(ds)らを含む日米混成バンド<Band of Pleasure>にその名を連ねていた事で記憶しておりました。
#最近になって再結成ライブも行ったようです。
#アルバムリリースまでの勢には至らないか...
収録曲
1. ソウル地下鉄
2. 最後の本音
3. ここを過ぎて悲しみの街
4. 銀太郎
5. 真夜中の歌姫
6. 透明人間
7. おおきにブルース
8. 青洟小僧
9. しょぼくれ あかんたれ
10. お母ちゃん俺もう出かけるで
11. What's Going On - from <Live! So Baad Revue>

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