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2004年5月3日

Rhythmstick / CTI All-Stars


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:スーパースターが集まったからと言って名作が出来るとは限りませんが、その可能性が高まるという点は否定できないと思います。

本作はその可能性がいい方向にでた作品だと思うのです。

同じCTIがかつて<Fuse One>で見せた指向性とは雰囲気を異にしており、どちらかと言えば、もっとリスナー層を引き上げて、グッとモダン・ジャズの面白さを聴きやすくストレートに出してきたところにポイントがあるのではないでしょうか。

特にブラジリアン/キューバンな味付けで統一されているアルバムは、熱さの中にも爽やかさと心地よさがあります。

'90s型アフロ・キューバン・ジャズの解釈なのかも知れません。

御大デイジー・ガレスピー(tp)は僅か2曲([1]、[9])の参加ですが、アート・ファーマー(tp)やフィル・ウッズ(sax)等のビッグネームはほぼ全曲に参加。

生粋のジャズファンでない私でも、彼等の演奏を楽しむことができます。

そして、'70s以降のジャズ・エイジ達も負けじとハッスル!(これでもかとばかり、多数参加していますので、詳細はライナーをご覧下さい。)
収録曲
1.Caribe
2.Friday Night at the Cadillac Club
3.Quilombo
4.Barbados
5.Waiting for Angela
6.Nana
7.Softly, As in a Morning Sunrise
8.Colo de Rio
9.Palisades in Blue
10.Wamba

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