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2004年8月20日
The Inflated Tear(邦題:溢れ出る涙)/ Rahsaan Roland Kirk
リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:ローランド・カークの'68年作品。決して誉められた聴き方ではありませんが、ここ最近、次から次へとこの人の作品に手を出しています。
すっかり「ハマってしまった」ミュージシャンの一人です。
今までにも似たような状態が無かった訳ではありませんが、このR.カークの魅力は自分でも良く判らないのです(^^;
豪快さでも、奇抜さでも、(況してやテクニックでも)ない。
格好つけた言い方ですが、人間臭さ、それ故の優しさ、外連みなく自らの思いを吐き出す、時に猥雑と見られてしまう感性。
とどのつまりは、決して天才肌でも秀才肌でもないと思う彼の等身大の姿と飾らない音楽性なのだと、今のところは分析しています。
閑話休題。
本作はR.カークのホーンにb、ds、pという編成ですが、程よく抑えながらも、やはり、聴く側の情に響く演奏は流石です。
言うまでもなく、ライブでの爆発力も大好きなのですが。
タイトル曲の[4]もいいのですが、個人的には[1]などとてもいい感じを受けます。
古いブルースのスタイルですが、何とも言えない味がします。
生前、「自分が死んだときに流してくれ」と言ったとか。
また[7]、[8]あたりのスイング感もきまっています。
ロン・バートンのpが全体的にいい雰囲気を醸していると思うのですが、如何でしょうか?
収録曲:
1.The Black and Crazy Blues
2.A Laugh for Rory
3.Many Blessings
4.Fingers in the Wind
5.The Inflated Tear
6.Creole Love Call
7.A Handful of Fives
8.Fly by Night
9.Lovellevelliloqui
10.I'm Glad There Is You
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