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2005年9月4日

Wishing from the Top / Dana Bryant


リリース:1996年
評価:★★★★
コメント:少し前にBAMAという人の作品を聴きました。

実際にはその人にフォーカスしていた訳ではないのですが(^^;、その作品で感じた一種独特の音楽性にちょっと興味を惹かれました。

ダナ・ブライアント(vo、と書いてよいのか判りませんが)の本作は、先のBAMAの作品に比べて、
聴き易いという点が有難かったです。

「もったいぶらずに、どんな作品か言え!」とお叱りを受けそうなので、内容について述べますと、所謂、ポエトリー・リーディング+ブラック・コンテンポラリーといった表現が近しいのではないかと思います。

先のBAMAもそうですが、多くの方にとっては違和感(?)の強い音楽形式なのかも知れません。

がしかし、音の部分だけを取り出してみても非常にクールで、安っぽいブラコンとは確実に一線を画していると思います。

ポエトリー・リーディングという形態というかエンターテイメントというか、そういったモノに今ひとつ私たちは馴染みが薄いのですが、外国(米)ではかなり盛り上がりのあるコミュニティのようなものがあるのだとか。

そういった土台があるというのも、この手の音楽には追い風なのかも知れません。

どちらかと言えば、万人受けするタイプの音楽ではありません。

しかし、在り来りなブラコン系音楽とはちょっと違ったモノを求める方にはいいと思います。

解説書によると、D.ブライアント自身「ポエトリー・リーディング」、「スポークン・ワード」そして「ラップ」をそれぞれ定義付けているらしいのです。

非常に面白い見解だと思いました。
収録曲
1.Heat
2.Wishing from the Top
3.Heavy Mellow (Too Many)
4.Cat Daddy (At the Sugah Shack)
5.Bone Simple
6.Religion
7.Heat (Slight Return)
8.Food
9.Electric Skies
10.Dominican Girdles
11.Ode to Chaka Khan (Canis Rufus)
12.Margaret (Second Cousin)

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