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2005年9月10日
Power House / Chester Thompson
リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:タワー・オブ・パワーやサンタナ・バンドでのチェスター・トンプソン(org)の音はそれと意識して聴いた事はありませんが、少なくとも私にとっては本作でのプレーを聴けば、かなり腕のたつオルガン・プレーヤーであることは判ります。
加えて、かのブラック・ジャズ・レコードからのリリース作となれば、未だ音を聴かれていない方にも、なんとなく作品の持つ「匂い」は想像に難くないのではないでしょうか?
ダグ・カーン辺りのブラックさとはまた別のそれではありますが。
あまり大きく前面に出てバリバリと引き倒すタイプとは違うようで、私などはR.ジョンソンのテナーサックスにC.トンプソンのオルガンよりも耳が惹かれてしまうポイントが少なくありません。
それは別としても、全曲C.トンプソン自身のコンポーズ&アレンジ、それに加えてこのグルーヴ感。
プロデューサー(兼、創業者)であるジーン・ラッセルの手腕を差し引いても、その才能の非凡さはお判りいただけるのではと思います。
一口でジャズオルガニスと言っても、いろいろなタイプ、ヴァラエティに富むものだなと思わせます。
ジャズというカテゴライズは間違いではないでしょうが、要素の濃さという点からなら、ほぼR&Bといっても良いくらいかと。
[3]なんて、8ビートでのロックンロール・ジャズ?になってます。
収録曲:
1.Mr. T
2.Trip One
3.Weird Harold
4.Power House
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