リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:'70s中後期、東海岸フュージョン・シーンが輝いていた頃の最も重要なギタリストの一人(と個人的には強く思う)スティーヴ・カーンの初期作品からのベスト盤です。
初ソロ作品<Tightrope>、続く<The Blue Man>、そして<Arrows>と、まさに彼がそのプレースタイルと卓越したライティング能力を発揮したCBS三部作からのセレクト。
それら楽曲は何れも「フュージョンなんて・・・」と思っておられる方にこそ聴いて頂きたいモノばかりです。
浮き上がるようなフレージングと何とも独特のトーン・・・小生がS.カーンにはまったのは、まさにこの要素なのです。
個人的にはベスト盤というものはあくまで「お試し盤」といった位置づけで見ておりますので、(入手できるものなら)先に挙げましたそれぞれのオリジナル作品をじっくりと聴いて頂きたいです。
言うまでもありませんが、多くの曲でバックを支えるのはスティーヴ・ガッド(ds)、ウィル・リー(b)、ドン・グロルニック(key)、ランディ(tp)&マイケル(ts)のブレッカーBros.といった面々です。
蛇足的挿入話:
何故かアナログ盤とは曲順が違うのだとか。コレクター泣かせですなぁ(^^;
収録曲:
1.Tightrope
2.Star Chamber
3.Some Punk Funk
4.Daily Bulls
5.Daily Valley
6.An Eye Over Autumn
7.Daily Village
8.City Suite - Part 1: City Monsters
9.City Suite - Part 2: Dream City
10.Candles
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