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2005年9月21日

Survival Themes / Reggie Lucas


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:前半を聴く限り、カテゴリ的にはフュージョンということで括られてしまいそうですが、ちょっと仕掛けがあります(^^;

何れにせよ、想像以上の心地良さに改めてこの人、レジー・ルーカス(g、compose)の能力を見せつけられた思いのする一枚です。

無論、能がなければ御大マイルス・デイヴィスの横で音を出すことも無かったでしょうから、
そこは推して知るべしなのかも知れません。

ある意味、主人公より目立っている?ヒューバート・イーヴス(el-p、clav、synth)のプレーも心地良いものですし、何よりも個人的にはハワード・キングのドラム(例えば[3]でのプレー)に魅力も感じます。

アンソニー・ジャクソン(el-b)、ムトゥーメ(perc)、J.ガードナー(tp)、J.スタブルフィールド(ts)等が参加。

部分的に、J.ガードナーとJ.スタブルフィールドのアンサンブルがブレッカーBros.っぽく聴こえるところもあります(^^;

で、冒頭に書きました「仕掛け」についてですが、明るく爽快な前半([1]-[3])に対して、後半は20分超に及ぶ組曲形式となります。

ここで聴かせるギタープレーが前半のそれと素晴らしく対照的である点に着目戴きたいです。
ほぼギターとパーカッションの類だけで奏でられる曲はまさに秀逸。

どちらに面白さを感じられるかはリスナー次第ですが、ジャズやクロスオーバー、フュージョンが混沌として存在していた'70s中期にあって、そういった面をよく表した作品と言えるかもしれません。
収録曲
1.Slewfoot
2.Tender Years
3.Barefoot Song
4.Season of the Monsoon - Faces of the Fortune - Tabarca - Electric Reflection

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