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2012年3月20日
Joe Zawinul & Weather Update / Joe Zawinul
あまり(というかほとんど)DVDは買いません。
まぁ、欲しいものがないというのが大きな要因ですが、それ以前に、「画で見たい」という欲求が薄いんですね。
音楽に対して貪欲だった頃、リソースの多くはFMや友人・知人から借りたレコードが主体でしたので、必然、画を見ない分、想像性(時には妄想も?)があればそれで楽しめたという下地があるのかもしれません。
もう6年も前の作品ですが、これは「動くスティーヴ・カーン氏を見ることが叶う」という一点で購入しました。
こういう画、まだまだどこかに眠っていると思うのです。
版権が絡むとややこしい話になるとは思うのですが、何とか、こうしたフュージョン・シンパ(笑)を雀躍させてくれるモノが出てくることを期待します(オリジナルレビューは2006/1/4)。
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リリース:2006年
評価:★★★★
コメント:20年を経過して後、ようやく「オフィシャルな形で」マーケットに出たウェザー・アップデイト。
音のみならず映像付き(DVD)とは・・・時代は流れたのですね(^^;
'70sのフュージョン・シーンを牽引してきたウェザー・レポートも時代の波には勝てず'80s半ばに活動を停止する訳ですが、ジョー・サビヌル氏(key)はその制作意欲を失うことなくこのウェザー・アップデイトを結成してノンストップで動き出す訳です。
その後、サビヌル・シンジケートへと発展的解消となるのはご承知のとおりです。
非常に短命(というか、J.ザビヌル氏はこれをパーマネントにするつもりは無かった?)訳ですが、それ故に何としてもウェザー・アップデイトを見たい/聴きたいファンが居るのも事実です。
ウェザー・レポートからの付き合いになるピーター・アースキン(ds)、ヴィクター・ベイリー(b)に加え、gにはスティーブ・カーンを登用。
何でも、当初はジョン・スコフィールドに声をかけたのだとか。
しかしフラれてしまい?S.カーン氏に白羽の矢が立ったというのが事の顛末。
楽曲そのものは、サビヌル・シンジケートへの布石となるJ.サビヌル氏のソロ作およびウェザー・レポート最後期の<This is This>からの選曲となっています。
残念ながらこの日の全演奏曲が収められている訳ではなく、別途、S.カーン氏から頂いたメールでは、少なくとも2曲(何れもS.カーン氏はお気に入りだったとか)はオミットされているのだとか。
それでも、楽曲はもとより、動くS.カーン氏が見られるという「一点買い」で入手した小生のような輩(^^;には十分おつりのくるものではあります。
こうして映像で見ると、J.サビヌル氏が全てを仕切る指揮官、P.アースキンがさしづめ名参謀といった具合で、演奏以上にこの両者のアイ・コンタクトに惹きつけられます(笑)
途中、「おまえら、ちょっとやっとけ。ワシ、エンジニアと話さんといかんさかい・・・」的な動作でJ.サビヌルさんがキーボードから離れるシーンも映っていたり(くぅ~カックイー(^^;)
多分、オフィシャルにならないだけで、この手のフュージョン末期のいろいろな意味で興味深い音源(含む映像)はまだまだあるのだとは思いますが、何とか陽の目をみられるようにしてもらいたいものです。
蛇足話:
それにしてもオーディエンスの反応が・・・。
ある意味、グループ(=J.サビヌル氏の頭の中にあったイメージ)の斬新さに戸惑っている様子がありありと判ります(^^;
収録曲:
1.The Harvest
2.Dr. Honoris Causa
3.Update
4.Consequently
5.Face the Fire
6.This Is This
7.Badia/Boogie Woogie Waltz
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こんにちは。
返信削除作品についてのコメントではないので
恐縮なんですが私も音楽物を
「画で見たい」という欲求が薄いです。
ラジオ世代だからでしょうかね?
特に当時の洋楽は絵的な補助は
全くなく想像力で聴いていたので
最近、発掘された動画をみると
何か違うなぁという抵抗感が
強いのかもしれません。
想像力で膨らんだアーチストイメージが
実際の動画をみると何か
ショボイんですよ・・・
でも森高千里のLDを
全部持っているのは秘密です(笑)
コメントありがとうございます。
削除貴重なお宝?大事になさってください(笑)
#という事は、再生装置(LDプレーヤー)
#現役でお持ちなのでしょうか?それも貴重?!
もとい。
カーンさんの場合は、「見たい!」と思っても
なかなか(当時の)画自体が公式に存在しない
タイプでしたので、ザヴィヌル氏には申し訳
ないのですが、全くのカーンさん狙いの入手でした。
デヴィット.Tウォーカー爺見たさに
バーナード・パーディーのDVDを入手したのも
全く同じパターンです。
言えることは、「音と画」を楽しむのではなく、
「プレーヤーの手元しか見ていない」小生がいます(笑)