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2012年3月25日
Sleeping Gypsy / Michael Franks
一部の方はお見通しと思いますが、例によって500円棚から拾い上げてきました(苦笑)
「確かラリー・カールトンが出ずっぱりじゃなかったかなぁ」と遠い昔に読んだ某フュージョン本の情報を思いだしつつ、ふらふらと入手(笑)
これを起爆剤にフュージョンブーム再来?いやぁ、今今は無いですね(笑)
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リリース:1977年
評価:★★★
コメント:考えてみれば、フュージョン系の音にはまっていた頃に、スティーブ・カーンさんのコンテキストでいろいろ探っていたらぶつかった方でしたので、「それじゃ試に・・・」と<The Art of Tea>('75年作)を聴いただけでした。
ずっとフュージョン/インストのイメージがありましたが、そういえば、基本、歌う方でしたねぇ。
<The Art of Tea>を聴いた当時の自身のコメントを読み返すと、確かにこの「やさ声」が好みの分かれる処か云々と書いていました。
今聴いても全くその通りではあるのですが、こうした声質での攻め方を明らかに知ってた上でのコンポーズなのだろうと今更ながら感心します。
今今はまだ肌寒さが勝っていますが、この軽いブラジリアン・テイストは間違いなく季節的には夏の「鉄板」ではないかと(^^;
[1]を聴けば、もうそのことは一目瞭然かと思います。
全編を通じてかなり柔らかめのラリー・カールトンのギターがそれを象徴しているようです。
演歌の艶っぽさじゃない、リチャード・クレイダーマンやポール・モーリアのムード音楽でもない(^^;、
そういう(どういう?)雰囲気で聴きたい音というのがこれなのかなぁ。
鍵盤はその多くをジョー・サンプルが、ボトムはドラムにジョン・ゲリンとベースにウィントン・フェルダーを配置。
リードにはデヴィッド・サンボーンやマイケル・ブレッカーと、まぁ、ある意味典型的で完璧な布陣。
ただ、そうした面子を見たときにテクニカル(&ハード)な部分も期待してしまう小生にはちょっと柔らか過ぎかも・・・
[7]はクルセイダーズの<Chain Reaction>('75年)に収録されていた曲ですが、オリジナルのこってりとした熱さは見事に払しょくされてクールに生まれ変わっています。
う~む、<Chain Reaction>大好きの小生にしてみれば、むむむぅ・・・。
某師匠の受け売りですが「オリジナルに勝るカバーなし」と申しておきます(笑)
収録曲:
1.The Lady Wants to Know
2.I Really Hope It's You
3.In the Eye of the Storm
4.B'wana-He No Home
5.Don't Be Blue
6.Antonio's Song (The Rainbow)
7.Chain Reaction
8.Down in Brazil
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