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2012年9月15日

Live in Concert 1977 / Paice, Ashton & Lord

リリース:1977年
コメント:某師匠からこのバンドの存在を教えてもらって以来、入手しようと思いつつ例によって時間だけが流れ・・・その間に、ジョン・ロード氏の訃報まで聞くハメとなり、追悼の意を込めて入手させて頂きました。R.I.P、J.ロード氏(-人-)

さて湿っぽい幕開けのレビューですが、それとは180°反対で、この作品のファンキーなことと言ったら!

オリジナルから連綿と続いた深紫が一先ずの終焉を見た'70s後期、深紫からスピン・アウトしたイアン・ペイス(ds)、ジョン・ロード(key)組とトニー・アシュトン(vo/key)が核となってスタートされたのがこのバンド。

オリジナル(スタジオ)盤は現在はちょっと入手が難しいようで中古でもイイ値段が付いておりますが、今回入手したのは今年になってからリリースされた1977年にロンドンで録られたライブ音源です。

I.ペイスやJ.ロードにその「気(け)」があったのかどうかは未調査ですが、どうやらこのファンキーなスタイルはT.アシュトン側の流れのようですね。Ashton, Gardner & Dykeというバンドの音源を少し試聴したのですが、かなりココに近い(^^;

強いて言えば、Ashton, Gardner & Dyke の形態に強めのギターと女性コーラスによるR&B的なグルーヴを入れた感じかなぁと(言うまでも無くAshton, Gardner & Dykeはちょっと試聴しただけですので(^^;)

深紫後期の、それこそデビカバさん+富暴林テイストな音近辺を想像していただけに、ここまでR&B寄りだったとは驚きを越えて、ちょっぴり笑いも漏れたりして(^^;

関係ありませんが、観客のノリがロックのそれでは決してない!?と感じるのは小生だけでしょうか。結構、ダンスフロアよろしく、ステップ踏んでたりして(笑)

そちら方面は決して嫌い・苦手ではありませんので、何れ、「当たり」という事でめでたしめでたし・・・
収録曲
1.Ghost Story
2.On The Road Again, Again
3.Silas And Jerome
4.Arabella (Oh Tell Me)
5.The Ballad Of Mr. Giver
6.I'm Gonna Stop Drinkin'
7.Steam Roller Blues
8.Remember The Good Times
9.Malice In Wonderland
10.Sneaky Private Lee

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