コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2012年9月17日

Rejuvenation / Meters


リリース:1974年
コメント:どうやら体(と言うよりも気持ちの方なのでしょう)が「クタァ~」となってくると、ロック的な響きよりもR&B的な響きにより癒しを求める傾向が強いようで(^^ゞ

ここしばらくR&B/ソウルものを聴いていなかったような気もしますが、R&B/ソウルものに限ってもCD/レコード棚には入手済み未聴モノがちらりほらりと・・・で、本日はコレを引っ張り出してみました。

ここでのプロデュースはアラン・トゥーサン。言わずと知れたニュー・オーリンズ・ファンクを背負って立つ大御所。

その感覚に惚れる白人アーティストも多く、小生はボズ・スキャッグズがアルバム<My Time>や<Silk Degrees>の中でこの人の曲をカバーしていた事でその名前を認識しました。

そのA.トゥーサンの懐刀と言いますか、分身でもあり、音楽の具現化装置でもあり、最高の右腕的存在の音楽集団がこのミーターズなのかなぁと思います。

ミーターズを知った切っ掛けは、かつてパティ・ラベルが在籍/リードした女性R&Bトリオ Lebelle(ラベル)の大ヒット作<Nightbirds>(’74年)を聴いた際、そのプロデュースをA.トゥーサンが、そしてそのバックを務めたのがこのミーターズだった・・・という顛末です。

ミーターズの作品そのものは、実は本作が手元にあるだけで、少しもリーチしていないのですが、先の作品も然り、本作も然りなのですが、個人的にはジガブー(ジョセフ・”ジガブー”・モデリスト ミーターズのds)のこのタイコにやられてしまう訳です(^^;

この微妙にまとわりつくような、軽い粘度をもったこのタイコ・・・ドラムの巧さとかテクニックとかはその実詳しくは知りませんが、ガッド先生とかコージーさんとか、そういった人達と別の次元で、でも十二分に並列して存在できるというものではなかろうかと。

決してハード&テクニカルな事を演(や)っている訳ではなく、如何に「はしたなくないネッチョリ感」、(これをグルーヴというのだろうか?(笑)をアッピールできるか、如何にオーディエンスの腰をクネクネさせられるか・・・ニュー・オーリンズ・ファンクの恐ろしさです。

あれっ、聴いているウチに心の凝りがほぐれてきた・・・近いうちにもう一丁仕入れるかな・・・なぁ~んて、ね(^^;
収録曲
1.People Say
2.Love Is For Me
3.Just Kissed My Baby
4.What'cha Say
5.Jungle Man
6.Hey Pocky A-Way
7.It Ain't No Use
8.Loving You Is On My Mind
9.Africa
10.Hey Pocky-A-Way [Single Version]
11.People Say [Single Version]

0 件のコメント:

コメントを投稿