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2012年9月2日
もうちょっとだと思う
アルバム名:Flick of The Switch
アーティスト:AC/DC
リリース:1983年
評価:★★★
コメント:AC/DCに初めて気付いた時にはボン・スコット(vo)は既にそこにはおらず、ブライアン・ジョンソンを新たにvoに迎えた新生?AC/DCでした。
’80年の<Back In Black>、'81年の<For Those About To Rock We Salute You>の2発で米でもそのポジションを完全に築き上げたAC/DC。
本作はこれに続く作品ですが、少々、その影が薄い?ような気もします。
前2作と比較することに意味があるか否かは判りませんが、個人的にはその2作が小生自身の知るAC/DCであることも真。
本質的にアンガスのリフメイクでグングンと聴衆を引っ張って行く「煽り型」ハードロックの教科書のような楽曲だと思うのですが、ちょっと一辺倒になるきらいがあるようにも思えます。
バンド内での多少の方向転換論があったのか否かは知りませんが、前2作にあった「ここ一発のツカミ」的な、アルバムを象徴できるような曲がないのかなぁ・・・と思ってしまいました。
そういう意味からすれば、より初期に近いノリになったのかも知れません(初期作品は未聴ですが、そういう意見はちょくちょく見かけます)
誤解が無いように付け加えておくとすると、やはりアンガスのリフはイイですねぇ~、煽られますよ(笑)
収録曲:
1.Rising Power
2.This House Is On Fire
3.Flick Of The Switch
4.Nervous Shakedown
5.Landslide
6.Guns For Hire
7.Deep In The Hole
8.Bedlam In Belgium
9.Badlands
10.Brain Shake
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