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2013年7月27日

Heroes / David Bowie

リリース:1977年
コメント:どうも後半のダレ方が自身で解消できない部分があり、なかなか手ごわい?作品かなぁという感じです。

無論、無理して音楽を聴いては元も子もない訳で、であれば「今のところは」という冠を付けた上で前半メインで楽しむのも一つかと・・・と、ここまで書き進め、ハタと気付きました。

何だかボウイさまの作品だからって頭から「(イイ)評価しなきゃ・・・でなきゃ、自分の耳/感性を疑われる」って先入観と言いますか強迫観念みたいなものがあるのじゃなかろうか、と。

多分、手元にあるボウイさん作品は(オフィシャル盤だけを対象にしても)全作品の半分にも満たないでしょう。

その更に限られた中(言わずもがな<Let's Dance>や<Tonight>とベスト盤中心、ですね)で大きなイメージを形成した手前、残り全ての作品に対しても予め「いい作品であるに違いない」という入り方をしている事が何やら心的プレッシャー?になっているのではないかと。

確かに初期のフォーキーな感じも、その後のグラマラスなイメージも良かったところに(この間にある作品も未聴ではありますが)、この三部作の方向性や音の作り方にまだ馴染めていない事もあるのやもしれません。

ブライアン・イーノやロバート・フリップといった人達の音楽観が何となく判る・・・って程にも聴き込んでおらず、こうなってくると三部作をきっかけにB.イーノやR.フリップも何かしらリーチして行かねば・・・って、オー・マイ!これぞピープル・ツリー、ロック嗜好連鎖地獄の入り口ですわ(笑)

横道にそれましたが、本作の後半にインストものが集中しており、またそれがアンビエントであったりチョイと暗めだったりという点が何とも・・・な訳なのですが、それに比するように前半の楽曲って思いのほかシンプルなのですね。

有名どころ(先の英国五輪では英国チームのオフィシャルソングだったとか)の[3]にしても、進行は本当にシンプルなロックンロールなコードですよね?でも聴き入ってしまう、聴かされてしまう。

これがプロのアーティストの力ってものなのでしょうか。
収録曲
1. Beauty And The Beast
2. Joe The Lion
3. Heroes
4. Sons Of The Silent Age
5. Blackout
6. V-2 Schneider
7. Sense Of Doubt
8. Moss Garden
9. Neuköln
10.The Secret Life Of Arabia
11.Abdulmajid
12.Joe The Lion

3 件のコメント:

  1. こんにちは。
    この作品からイーノやフリップ翁を辿るのは
    ちと厳しいと思いますので、ファンが
    本当のベルリン三部作と考えている
    イギー・ポップのidiotなんかを経由するのは
    いかがでしょうか?
    本当に縁があればイーノもフリップ翁も
    聴きたくなるロック嗜好連鎖地獄が
    いずれ別の機会に必ず訪れますから(笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      あ、はい。いきなり&ここからR.フリップや
      B.イーノにリーチするという暴挙?は慎みます(笑)

      そうだ、B.イーノは数作手元にあるので、
      聴き直そうと誓ったところでした(汗)

      I.ポップも今今は1作のみ既聴ですので、
      こうした機会も活かしたいですね。情報、
      ありがとうございます。
      またいろいろな枝葉が伸びるか!?(笑)

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  2. こんにちは。
    イーノは初期Roxy Musicあたりで
    ハートにヒットすればその頃のイーノ作品を
    聴いてみるのが良いかと思います。
    フリップ翁はクリムゾンファンですら
    そう易々と手を出すアーチストでは
    ないでのでご注意を。
    (PS)
    細かいことですが本記事のアルバム名/
    アーチスト名がおかしなことになってますよ
    (笑)

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