リリース:1977年
コメント:敢えて言うまでもございませんが、もしこの作品でトミー・ボーリンというギタリストに初めて対峙していたなら、少なくとも、その後T.ボーリンの作品はもとより、彼がメインでgを弾いている作品にはリーチすることはなかった可能性は高いでしょうね。
作品への対峙の仕方としてギタリストだけに的を絞るのも決してよろしくはないかなぁと個人的には思っておりますが、幸い?、デヴィッド・カバーデルの歌が聴きたいという点、グレン・ヒューズのロック以上にファンキーテイストがあるベース(って言うか、ファンク一歩手前(笑)もいいよね、という小生なりの代替?ポイントはあります。
ただ欲を言えばデビカバさんの声も本当にベストかと問われれば多少疑問符が付きはします(まぁ小生の場合はスタジオ作品である<Come Taste the Band>にいるデビカバさんに惚れたものですから(^^;)
グループのカラーとか、深紫のハードロック美とか、リッチー先生のギターワークとか、まぁ、そうした諸々を一位に置くも置かないもファンの自由ではありますが、某師匠も触れている通り[4](言わずもがなT.ボーリン作)辺りは決してこれまでの深紫のコンテキストからは出てこないテイストであり、それを演じる事に異を唱えなかった深紫メンバも、必然、グループがある種の舵を切ろうとしていることに概ね理解していたのではとも思う訳です。
周知のように、結局はこの演奏(ライブは'75年12月)の翌年の夏には深紫は一先ずその歴史に幕を下ろしましたが、返す返す、この作品でその幕を下ろした格好になったのは残念ではありますね。
勿論、小生は先に<Come Taste the Band>の流れから<Live in California Long Beach Arena 1976>、およびT.ボーリンのソロ作にリーチしたお陰で?冒頭に書きました事態にはならずに済んでおります m(_ _)m
収録曲:
1. Burn
2. Love Child
3. You Keep On Moving
4. Wild Dogs
5. Lady Luck
6. Smoke On The Water
7. Soldier Of Fortune
8. Woman From Tokyo
9. Highway Star
こんにちは。
返信削除やらしい話になってしまいますが
パープルのセットリストにボーリンのソロ曲が
演奏されるのはボーリンがパープル加入時に
要求した契約条件なので他メンバーが
その辺(特別扱い)をどう考えていたかは
不明です(笑)
コメントありがとうございます。
削除嗚呼…大人の事情でしたか(恥)
ともあれ、もし本作が最初の出会い&
踏絵になっていたらと思うと…
あぶねぇ〜(^^)