リリース:1980年
コメント:ライブ映えする[2](実際にセットリストに入る事も多かった)を有するビッグV、ヴァン・ヘイレンの3作目。
初中期作品にあっては、シングルカット1曲のみという地味な作品であり、人気取りというよりも1、2作目で作ってきた新しいドライなアメリカン・ハードロック+奔放さみたいな部分をベースにしつつも、取り立てて大きな変化ではなく(多少、ヘヴィー・ロック的な要素は増えた?)安全・貫録のある作品と言えるのではないかと思います。
殊に後半にある[7]や[8]といったラフな感じながらも「俺たちゃ、こんな芸当もできるんだぜぇ~(ワイルドだろぅ~)」みたいな余裕ではありませんが、多少の変化球も入れつつ、アメリカンHR道を突き進む上でのマイルストーンになったのかも知れません。
良くも悪くも5作目<Diver Down>('82年)辺りからのテイストで育った小生としましては、なかなか本作で注視できる箇所が少ないのではありますが・・・(汗)
収録曲:
1. And The Cradle Will Rock...
2. Everybody Wants Some!!
3. Fools
4. Romeo Delight
5. Tora! Tora!
6. Loss Of Control
7. Take Your Whiskey Home
8. Could This Be Magic?
9. In A Simple Rhyme
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