リリース:1973年
コメント:これまで単発的に視聴はしているQueenではありますが、オンタイムで(初めて)聴いたのは'80s作品からではありました(多分<The Works>辺りだったはずです)。
良くも悪くもコマーシャルな感じが'80s洋楽育ちには心地よかった訳ですが、早晩、ベスト盤を経由してピンポイントではあるもののヒット曲のいくつかについては、それこそヘビーローテーションで聴いていました。
[1]や[5]、[10]といった後年のライブでも必ずセットリストに入る定番がある点、うまく育ってきたバンドだったんだなぁと再確認させられました。
'70s初期という時代を加味すれば、ギター・オーケストレーションの多用、ギターのみならずvoでのハモり、特に楽曲のサビのところで従来的なHR的シャウトではなく、コーラスを被せてくるといった部分は、体裁こそHRでありながらもこれまでのR&Bスタイルから出るHRがオーソドックスだったことを思うとかなり衝撃的だったかも知れませんね。
'80sの彼らのライブ映像を繰り返し見ていたせいか、本作(オリジナルアレンジ)での音がやはりちょっと古めかしく聴こえてしまうのは致し方ないでしょうか。
[10]は歌詞付のバージョンが印象にあるのですが、初出はインストだったのですね(その歌詞付版は2ndアルバムに収録されているようです)。
収録曲:
1. Keep Yourself Alive
2. Doing All Right
3. Great King Rat
4. My Fairy King
5. Liar
6. The Night Comes Down
7. Modern Times Rock 'n' Roll
8. Son And Daughter
9. Jesus
10.Seven Seas Of Rhye
0 件のコメント:
コメントを投稿