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2013年8月4日

I Am(邦題:黙示録)/ Earth Wind & Fire

リリース:1979年
コメント:'70s最後のアース・ウィンド&ファイア(EWF)作品は、時同じくして隆盛を極めていたディスコフロアー音楽への寄り添い方が非常に強い一枚かと思います。

もともとファンク系の音なのでフィジカルに訴えてくる(=知らずに揺れる、お尻フリフリになる)傾向は強い訳でですが、シングルカット&大ヒットした[5]を聴けば、その顕著さは一目瞭然化と思います。

その[5]には、以前モーリス・ホワイト(vo)とアル・マッケイ(g)が提供した[Best of My Love]を大ヒットさせた女性R&Bグループであるエモーションズを大々的にフィーチャー。これがEWF以上に存在感のあるコーラスを聴かせています。

因みに[5]のコンポーザーに名前があるジョン・リンドはFifth Avenue Bandのオリジナルメンバにも名を連ねていた人。
#何だかFifth・・・の印象とは違ったこんなディスコチックな曲を書くのねぇ(笑)

また、もう1つの本作のカラーと言えば、やはりAOR的なにおいの強さでしょうか。

言うまでもなく、'70s後期の有名どころバラッドの1つであろう[3]を筆頭に、[7]、[9]辺りはAOR界のキーパーソンであるデヴィッド・フォスターが絡んでおり、AORファンは「琴線触れられまくりっ!」てな感じの後半になっております。

まぁ、D.フォスターが他流試合的にいろいろなジャンルのアーティストと積極的に交流しているが故の結果なのでしょうが。
収録曲
1. In The Stone
2. Can't Let Go
3. After The Love Has Gone
4. Let Your Feelings Show
5. Boogie Wonderland
6. Star
7. Wait
8. Rock That!
9. You And I

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