リリース:1974年
コメント:付き合いの長い?ディープ・パープルファンにしてみれば、デヴィッド・カバーデルやグレン・ヒューズの加入に加え、もともとその「気(け)」が強かった?ジョン・ロードも密かにこれに気を良くしたのか、こうした音づくりへ大きく舵を切っていった事は、深紫の看板が蹂躙されたと思えたのでしょうか。
事実、リッチー先生は本作で深紫を辞している訳ですし、(師匠評にもあったのですが)本作での「やる気のないリッチー・ブラックモアのギター」を聴けば、ファン心理以上にバンド内情が決して穏やかでなかった事は明白ですねぇ(笑)
でもでも、小生の耳にはかなりビシビシと響きますねぇ、この作品。勿論、深紫ファンの方全てが本作にダメ出ししている訳ではなかろうと思うのですが、ここまで「歌」を聴かせるハードロック作品というのも、そうそうないのではないでしょうか?
#この後、この感触は白蛇へ引き継がれるのは承知しておりますが。
ディオが歌っても違うでしょうし、イアン・ギランが歌ってもそぐわない。場合によっては、富墓林が弾いても「ここでの味」はできないかも知れません。
この「デビカバ+リッチー先生の深紫」というところが、正論だけでは成り立たない何か(イイもの)を醸してるんですねぇ・・・面白いですね。
#そして、侮れないのはG.ヒューズの声だったりも(笑)。
前作の<Burn>、次作の<Come Taste the Band>は既聴なのですが、端境期であるが故の本作の異端な作り?が、むしろ小生にはとても素敵に響いてきます、嗚呼・・・深紫は深いっす(笑)
収録曲:
1. Stormbringer
2. Love Don't Mean a Thing
3. Holy Man
4. Hold On
5. Lady Double Dealer
6. You Can't Do It Right
7. Highball Shooter
8. The Gypsy
9. Soldier of Fortune
こんにちは。
返信削除デビカバに続きグレン・ヒューズも
気になり始めたら
TRAPEZEの
YOU ARE THE MUSIC...WE'RE JUST THE BANDは
100%ハマルと思います(笑)
コメントありがとうございます。
削除レコメンド頂いたTRAPEZE、YouTubeで少し試聴
してみました。いやぁ、コクがあってロックン'n ファンク
な感じなんですねぇ…
Paice, Ashton & Lordに続き、深紫系列からの
枝葉、とくにファンキー&ウォーム系(^^;は
ハマる音が多く、うれしい悲鳴です。
しっかりリストに入れるように致します。
(コレばかりは中古屋狙いではなく、
正直に新規購入が良いでしょうねぇ(苦笑)