リリース:1981年
コメント:またどうもよろしくないクセが幅を利かせているのでしょうか、本作もこれまで何回となくトライしているもののブレークスルーできずにいる一作。
'80s好きではありますが(^^; Rushには全く接触せずに今に至っております。
例によって?彼らの楽曲の良さとか面白さとかを「早く見つけて楽しもう」という頭でっかちな聴き方も災いしているのでしょう。
本作にしても、RUSHがコマーシャルに扱われ出したのがこの辺り(もしくは前作辺り)からと言われており、確かセールス的にも好評だったはずです。
プログレッシヴ(ロック)的な要素、ヘヴィーメタル的な要素の中庸を衝いてくるスタイルが元々だったのか、この作品辺りでより強く押し出すようになったのか未調査ですが、どうも何かもう一つ、のめり込める/覗き込めるモノを掴めない、といった感じです。
冒頭からの三連発に込められた勢いと流れとセンス…もし初挑戦のリスナーが「スッ」と入って行けるか否かがココで試されるのかも、と思うのは小生だけでしょうか?
う〜ん・・・凄く整っている、整い過ぎと言ってもいいくらいに整ってる、個人的にはその部分に抵抗感があるようです。
かつてTOTOがデビューして後某音楽雑誌に「技術力だけで面白味に欠ける。それに比べてB.スプリングスティーンは…」みたいな記事を書いた有名音楽評論家が居たと聞いた事がありますが、悪意的ではなく、RUSHに対する今の小生の印象に近いような気がします。
昨年(2013年)「ロックの殿堂」入りも果たし、業界内にも数々のフォロワーや熱狂的なファンも多いと聞きますが、「無理に詰め込んでも血肉にはなりはしない」と自身に言い聞かせ、今今は勇気ある撤退をしようかと(^^;
機が熟せばまたトライしてみましょう(意外と安値で棚に並んでいるのを拝見しますので(^^;)
収録曲:
1.Tom Sawyer
2.Red Barchetta
3.YYZ
4.Limelight song review
5.The Camera Eye
6.Witch Hunt
7.Vital Signs
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