リリース:1993年
コメント:ケニー・ロギンズ、詰め込み知識としては「ロギンズ&メッシーナというデュオを経てソロになった人」程度のでしたが、特に'80s育ち(笑)の小生においてオンタイムだったのは言わずもがな「フットルース」でした(照)
#例によって映画には興味ありませんでしたが(^^;
これまで、特にソロ1stから’80s初頭迄の作品の多くには手を出していますが、それ以降の作品については全くリーチしておりませんでした。
K.ロギンス自身に興味がない訳ではありませんが、初期作品にはスタジオミュージシャンとしてはスティーヴ・カーンさんがクレジットされており…ある意味、聴かない訳にはいきませんでした。
対して'80s中盤以降は売れ線チャートとは距離が生まれた事も、小生のような流行りモノ追いかけ主体のリスナーにしてみれば疎遠にもなります。
さていきなり「興味薄の’90s」(爆)作品を手にした訳ですが、⚪︎ックオフの安棚にあった本作のジャケットにマイケル・マクドナルドが写っていたのに興味を惹かれまして…
え?ジャケットのどこにM.マクドナルドは写ってるって?そう、本ページ先頭に揚げているジャケット写真はK.ロギンズ独りですよね。
どうやらCDインレイが裏向きに入れられていたようで、家に帰ってCDを開けてから本当のジャケとご対面(笑)
内容はと言うと、全編アコースティック主体のライブ録りとなっておりまして、オーディエンスとの距離も比較的近いように思われ、よくCD評等で使われる「温かさを感じるライブ」ってな感じです。
特に中盤から後半にかけては小生も既聴作品からの選曲でもあり、まま、耳には心地よかったです。
尤も、アコースティックなアレンジにしたことで、正直、個人的には「どうかなぁ」と思う点も少なくはありませんでした。
[2]はM.マクドナルドとの共作としても有名な作品で、ご自身の作品は元より、Doobie Bros.の<Minute By Minute>('78年)でM.マクドナルドのナイスなAORアレンジでDoobie Bros.最大のヒットに仕立て上げたモノが耳にこびりついており、ここでの優しい&温かいアレンジでは今ひとつ…
ま、減点加点を合わせてマイナスな評価にはまらないとは思います。かつてのロギンス&メッシーナではアコースティックな音が寧ろ得意だったと言えなくもありませんしね。
詳しくは調べておりませんが、ご当人は’80s後期/’90s辺りからいわゆるエレクトリックなロックからは少し距離を置いた作品作りに傾倒して行ったらしいので、そうした志向変化の部分を含めて対峙しないと(’80s頭のままでは)十分に楽しめないのかも…
収録曲:
1. Conviction of the Heart
2. What a Fool Believes
3. Your Mama Don't Dance
4. I Would Do Anything
5. Now and Then
6. Angry Eyes
7. If You Believe
8. Celebrate Me Home
9. Love Will Follow
10. Leap of Faith
11. This Is It
12. Footloose
13. I'm Alright
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