リリース:1971年
コメント:最近少し滞ってはおりますが、例えば「転石s」をある程度まとめて聴き出したのはこ1、2年のうちですし、関連者としてロン・ウッド作品も、それに引きずられて?フェイセズ作品も・・・これらの音が不思議と小生の耳へ非常に心地よく「響き」くものに感じられるようになってきました。
#あ、そう言えば入手したまま野積みされている
#ハンブル・パイ作品もあったりして…(大汗)
勿論、上記に揚げたグループを全てマルっと括ってしまう程の乱暴な聴き方はしませんが(^^;、小生のわずかな既聴作品の範囲ですら、多くがスルメ的楽曲・作品を持っているんですよねぇ。う~ん、深いっす。
ご無沙汰していた(って、一年に一枚ペース!(爆)フェイセズですが、今回は本作が入手できましたので味わってみたいと思います。
作品の流れに任せて耳を傾けておりましたが、フェイセズを聴いていればアルコール無しでも酔えそうな、そんなおかしな印象を受けました(笑)
ロッド・スチュワートの歌はこのフォーマットに非常にマッチしていますし、事実、この辺りからソロ活動も開始したR.スチュワートの初期作品にも通じるような[3]もイイ感じですよね。
つくづく思うのは、歌唱力も大事ではあるものの、「それと判る歌(い方)」を持っているボーカリストは強いなぁという点です。
そうそう、本作には2曲([5]と[8])でライブ音源が使われているのですが、これがなかなか侮れないシロモノでして(^^;
前者は言わずと知れたポール・マッカートニーのナンバーですが、この「何でもないような演じ方」に甚く惹かれる訳です。
職業作家ならぬ身にはそれこそ上手く表現できないのですが、「上手さ」は単なる技巧・技術の積み上げではない、ってことがジワ〜っと伝わります。
ロン・ウッドも「ギターソロなど愚の骨頂」と思っているか否か知りませんが(笑)、リフ中心の歌伴ギターがもの凄く心地よく響いてきます。
このギターとそして鍵盤を担当しているイアン・マクレガン、この辺りの要素が絡むことでブルージーながらも枯れすぎないウェットさも残した程よいロックンロールが形成されているのですね。
ひょっとすると、袂を分けたハンブル・パイについても(出来れば)パラレルで追いかけ・聴き比べするのも面白いかもなぁ。
あちらにはスティーブ・マリオットが、それこそR&Bとかソウルとか、フェイセズとはまた違ったウォームな音なのかなぁと(中途半端に<Smokin'>だけ既聴なのですが(汗)
収録曲:
1.Bad 'N' Ruin
2.Tell Everyone
3.Sweet Lady Mary
4.Richmond
5.Maybe I'm Amazed
6.Had Me a Real Good Time
7.On the Beach
8.I Feel So Good
9.Jerusalem
こんにちは。
返信削除ハンブル・パイは目賀葵さんの苦手なブルース臭が
強いのでその前に是非、Small Facesに
お立ち寄りください。
やがてその興味の枝は初期のブリティッッシュR&Rな
KinksやStonesといった枝につながって行くと
思います。
コメントありがとうございます。
削除うおっ…と、ブルーズ臭やや強め…ですか(汗)
ピーター・フランプトンも在籍していたので、
ちょっとそちらのポップさで相殺されるのかと
ちょい期待はしてみました(^^;
とは言え、P.フランプトンについても
<Frampton Comes Alive>しか聴いたこと
ないので全く自信ありませんが(;_;)
フェイセズは(スタジオ&オフィシャル盤
については?)あと1stを残すのみなので、
ご推薦頂いたスモールフェイセズを視野に
入れておこうと思います。
情報、ありがとうございます。