コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2014年1月18日

Long Player / Faces

リリース:1971年
コメント:最近少し滞ってはおりますが、例えば「転石s」をある程度まとめて聴き出したのはこ1、2年のうちですし、関連者としてロン・ウッド作品も、それに引きずられて?フェイセズ作品も・・・これらの音が不思議と小生の耳へ非常に心地よく「響き」くものに感じられるようになってきました。

#あ、そう言えば入手したまま野積みされている
#ハンブル・パイ作品もあったりして…(大汗)

勿論、上記に揚げたグループを全てマルっと括ってしまう程の乱暴な聴き方はしませんが(^^;、小生のわずかな既聴作品の範囲ですら、多くがスルメ的楽曲・作品を持っているんですよねぇ。う~ん、深いっす。

ご無沙汰していた(って、一年に一枚ペース!(爆)フェイセズですが、今回は本作が入手できましたので味わってみたいと思います。

作品の流れに任せて耳を傾けておりましたが、フェイセズを聴いていればアルコール無しでも酔えそうな、そんなおかしな印象を受けました(笑)

ロッド・スチュワートの歌はこのフォーマットに非常にマッチしていますし、事実、この辺りからソロ活動も開始したR.スチュワートの初期作品にも通じるような[3]もイイ感じですよね。

つくづく思うのは、歌唱力も大事ではあるものの、「それと判る歌(い方)」を持っているボーカリストは強いなぁという点です。

そうそう、本作には2曲([5]と[8])でライブ音源が使われているのですが、これがなかなか侮れないシロモノでして(^^;

前者は言わずと知れたポール・マッカートニーのナンバーですが、この「何でもないような演じ方」に甚く惹かれる訳です。

職業作家ならぬ身にはそれこそ上手く表現できないのですが、「上手さ」は単なる技巧・技術の積み上げではない、ってことがジワ〜っと伝わります。

ロン・ウッドも「ギターソロなど愚の骨頂」と思っているか否か知りませんが(笑)、リフ中心の歌伴ギターがもの凄く心地よく響いてきます。

このギターとそして鍵盤を担当しているイアン・マクレガン、この辺りの要素が絡むことでブルージーながらも枯れすぎないウェットさも残した程よいロックンロールが形成されているのですね。

ひょっとすると、袂を分けたハンブル・パイについても(出来れば)パラレルで追いかけ・聴き比べするのも面白いかもなぁ。

あちらにはスティーブ・マリオットが、それこそR&Bとかソウルとか、フェイセズとはまた違ったウォームな音なのかなぁと(中途半端に<Smokin'>だけ既聴なのですが(汗)
収録曲
1.Bad 'N' Ruin
2.Tell Everyone
3.Sweet Lady Mary
4.Richmond
5.Maybe I'm Amazed
6.Had Me a Real Good Time
7.On the Beach
8.I Feel So Good
9.Jerusalem

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ハンブル・パイは目賀葵さんの苦手なブルース臭が
    強いのでその前に是非、Small Facesに
    お立ち寄りください。
    やがてその興味の枝は初期のブリティッッシュR&Rな
    KinksやStonesといった枝につながって行くと
    思います。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。

      うおっ…と、ブルーズ臭やや強め…ですか(汗)
      ピーター・フランプトンも在籍していたので、
      ちょっとそちらのポップさで相殺されるのかと
      ちょい期待はしてみました(^^;

      とは言え、P.フランプトンについても
      <Frampton Comes Alive>しか聴いたこと
      ないので全く自信ありませんが(;_;)

      フェイセズは(スタジオ&オフィシャル盤
      については?)あと1stを残すのみなので、
      ご推薦頂いたスモールフェイセズを視野に
      入れておこうと思います。
      情報、ありがとうございます。

      削除