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2014年1月19日

Irish Tour '74 / Rory Gallagher

リリース:1974年
コメント:自身の性格なのでしょうか、雑誌から切り抜いたロック関係の記事やアルバムチャート表など、すっかり薄茶けた紙がファイリングされているノートを未だに持っていたりします(多分、高校生の頃から始めたのではなかったかと)。

今の世ならブラウザー開いて、グーグル先生に訊けばたちどころに?答えを返してくれるのですが、こうしたアナログな情報の持ち方もまた一興ではあります。

実は、最近になってロリー・ギャラガー作品をポツポツ視聴しているのは、それらスクラップの中にR.ギャラガー評を見つけたから、という事もあります。

全ての作品を評している訳ではないのですが、先日視聴した<Tattoo>もそこにリストされていました。

既にR.ギャラガー臭はかなり心地いい(←って書くと、何だか艶かしいというか、キモい?(笑)ことを学習しておりますので、勢いでライブ音源も…といった段でトライしてみました。

#言うまでもなく、本作もスクラップ記事内にリスト
#されておりました。

はい、'72年の<Live in Europe>も既聴ではありますが、わずかに2年の差ながらもこちらの作品の方が、よりR.ギャラガーを「楽しみやすい」のではないかと感じます。

収録曲全てにおいて1曲として「5分以下の曲」は無し…'50s-'60sのPOPS黄金期(特に米国)を源とする「3分間の美学」を継承する'80sロック、それを愛聴する耳にはさぞ持ちこたえるのが苦痛なのでは?という心配はご無用(爆)

少なからずライブという形態であるが故か、それ程の時間長を感じさせることがなく、寧ろ、今か今かとR.ギャラガーのギターワークが飛び出すのを渇望するようになります(多分、ギター好きならね(笑)。

確かにブルージーなモノがその音の源になっているとは思いますが、不思議とその含有率と言いますか滲み出し具合が「過ぎない」のですねぇ。

いや、含有率も高く、滲み出し具合も決して少なくないのかも知れませんが、そこに加えられているのがきっと「アイリッシュトラッドな香り」なのではないかと。

真正面からブルーズをかまされると、まだまだ「うわっ、ちょ、ちょっとぉ〜」となる小生ですが、ココにはそうした部分が(小生にとっては)希薄な感じなのですね。

もとい。現時点では'74年以降のR.ギャラガー作品にはリーチできておりませんが、何でも、この後レコード会社を変える事になるらしいので、そのタイミングでなにか楽曲や音に変化があったのか…これも自身への次の宿題にしてみようと思います。

と同時に「テイスト」名義の作品も聴かないと、片手落ちになるのは必至?こちらも何れリーチせねばなりませんかね。

そうそう、入手した本CDは'88年のプレス(旧規格)なので、正直、音圧的には迫力を感じるまでのモノではないのですが、逆に、今入手できる盤だとジャケットが先のスクラップに掲載されているモノと違うのですね。

恐らくこちらがオリジナルジャケットなのかなぁと思うので、仕方なくデジカメで撮った本CDジャケをココでは使用致しました(個人的にはこっちの方が雰囲気あっていいかなぁと(^^;)。
収録曲
1.Cradle Rock
2.I Wonder Who
3.Tattoo'd Lady
4.Too Much Alcohol
5.As The Crow Flies
6.A Million Miles Away
7.Walk On Hot Coals
8.Who's That Coming?
9.Back On My (Stompin' Ground)
10.Just A Little Bit

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