コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2014年1月21日

Passion, Grace & Fire / John McLaughlin, Al DiMeola & Paco de Lucia


リリース:1983年
コメント:あの<Friday Night in・・・>のテンションの高さは(多分)もう再現しようもないのだとは思います。

がしかし、スタジオ録音とは言え本作の楽曲としての完成度は前作に勝るとも劣らないと思います。

特に[2]は圧巻です!

前作でアコースティックギターが持つ限りなくシャープで、そしてアグレッシブな面を最大限に引き出した三者だからこそ、更にその上を目指すためにどれほどのエフォートが必要なのかは知っていたでしょう。

その答えの1つがここにあると思います。

フュージョンというカテゴリにおけるギタリストの存在を開拓したジョン・マクラフリン、その先達が切り開いた道に更なる「可能性」や「方向性」を知らしめたアル・ディメオラ。

そして、一民族音楽の域を越えてその芸術性フュージョンさせたパコ・デ・ルシア。

強力過ぎます、この人達!

確かに、万人受けするアルバムではありません(どちらかと言えば、ギターフリーク向けでしょう)。

たかが「フュージョン」されど「フュージョン」。

決して、聞き流されるだけのBGMにはなって欲しくないですね。
収録曲
 1.Aspen
 2.Orient Blue
 3.Chiquito
 4.Sichia
 5.David
 6.Passion, Grace and Fire

0 件のコメント:

コメントを投稿