リリース:1994年
コメント:某ブック○フ、某ディスク○ニオンと、年末から年始にかけて行き場のない音楽馬鹿、もとい、音楽好きがフラフラと集う所に小生も居た訳で(爆)
いろいろと仕入れたものの中で、本作を栄えあるトップバッターに起用してみました・・・はい、ミック・ロンソンであります。
とは言え、これ、M.ロンソンの遺作なんですよねぇ〜・・・はて、年明け一発目にふさわしかったのか否か・・・嗚呼・・
'93年に肝ガンがもとで亡くなったM.ロンソンですが、本作のエグゼクティブ・プロデューサーにスーザン・ロンソン(奥様?)の名前がある事から、最終的には本人以外の意思によるリリースであったであろう事は想像に難くありません。
加えて、[2]、[7]、[10]ではボウイさまが、[4]1ではクリッシー・ハインズ(プリテンダーズを率いるママさんロッカー)が、[5]ではジョン・メレンキャンプが、[8]、[10]ではイアン・ハンターが、更に更に、'80s(NWOBHM:New Wave of British Heavy Metal)ファンには[1]、[5]、[7]、[10]でジョー・エリオット(言わずもがな、デフレパードのvo)も参加しており、いやはや・・・とため息ものの乱れよう(^^;
因に[10]は亡きフレディー・マーキュリーのトリビュートコンサートでのライブ録りで、ブライアン・メイやロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンも演じる中、NWOBHMファンは、J.エリオットに加えてフィル・コリン(はい、デフレパードのリードgですね)も声参加している事を記しておきます(笑)
M.ロンソンが他界する前に最終的なアレンジがどこまで進められていたのか判りませんが、楽曲の色づけは全体的にちょっとにぎやかな感じがあり、確かに'80sのノリと'90sの音感のミクスチャーといった感じでしょうか。
故に某所で某師匠も言われている通り、これぞM.ロンソン節!的な感触はかなり薄いように思います(これまでにM.ロンソン作品は2作品しか試してはいませんが)。
勿論、仮にM.ロンソンがリリース時まで存命であったとしても、'70sサウンドをそのままなぞる様な事はなかったろうとは思います。
まぁ、そうした「想像の域を出ない」ところを推測してみるもよし、(小生のように?)意外と'80sっぽい音に&参加者面子に「ニンマリ」するもよし、って事で(^^;
閑話:
[6](アコースティックギターのみのインスト)が、どうしても「はぐれ刑事純情派」の挿入歌か何かに聞こえて・・・そんな感じしません?クロード・チアリが弾くと、もっとそれっぽく聞こえるかも。なーんてね(笑)
収録曲:
1. Don't Look Down
2. Like A Rolling Stone
3. When The World Falls Down
4. Trouble With Me
5. Life's A River
6. You And Me
7. Colour Me
8. Take A Long Line
9. Midnight Love
10. All The Young Dudes [Live]
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